自殺うさぎの本 の感想

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参照データ

タイトル自殺うさぎの本
発売日販売日未定
製作者アンディ ライリー
販売元青山出版社
JANコード9784899980612
カテゴリ »  » ジャンル別 » アート・建築・デザイン

購入者の感想

うさぎがありとあらゆる物、シチュエーションを駆使して、様々な方法で自殺を計ります。
「うさぎが自殺する」という言葉だけを聞くと残酷な印象を受けるかもしれませんが、
この本は完全にブラックユーモアです。言葉は一切なく絵だけですので、
時々「あれ、これはどうやって自殺ようとしてるんだ?」というページもありますが、
じっくり見ていると「あーなるほど!」とパズルでも解いたかのような感覚になったり、
うさぎが無鉄砲すぎて(自殺しようとしてるので無理もないですが)
「そんなことしちゃダメだよ」と少しハラハラしたり、見ていて楽しかったです。
個人的に好きなのはノアの方舟のページです。

マイナスな事柄を果てしなく並べると、

逆にポジティブな感想を抱くことがあるのは不思議です。

本書は活字のほとんどない、純粋な絵本です。

登場するうさぎ達は、なぜか皆「頑張って」自殺しようとします。

死のうとして「頑張る」のです。

うさぎ達が自殺しようとする姿が、始めから終わりまで延々と続きます。

「自殺」は、人生において最もネガティブな選択。

それを進んで、苦労までして選択するうさぎ達の姿を見ていると、

逆に「生きる」気力が沸いてくる。

「前向きに生きなければ!」と思える。

ブラックユーモアとして面白いのはもちろんですが、そんな見方もできる絵本です。

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