Led Zeppelin 2 [DELUXE EDITION 2CD] の感想

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既存の音源との比較は皆様に委ねるとして、目玉のDisc2について
触れてみたい。

1. 胸いっぱいの愛を (ラフ・ミックス) (MONO)
　バッキングトラックではなくボーカルも異なる別テイクで、大きな違いは
　ギターソロがないこと。テルミンの存在感が半端ない。
2. 強き二人の愛 (ラフ・ミックス) (MONO)
　オリジナルに比べて全体的にギターにエコーが効いてないまさにラフな仕上がり。
　バッキングのギターが弱いおかげでボンゾとプラントの力強さが強調された形になっている。
3. サンキュー (バック・トラック) (MONO)
　リードギター＆ボーカルレスのバックトラック。
　この曲のハイライトともいえる美しいギターソロは入れて欲しかった。
4. ハートブレイカー (ラフ・ミックス)
　ギターが前面に出ておらず、ボンゾのキレ＆迫力あるドラムが堪能できるミックス。
　ペイジのソロもオリジナルより混沌としていて面白い。（ブートでも聴いた覚えがないフレーズ）
5. リヴィング・ラヴィング・メイド (バック・トラック) (MONO)
　ギターのリードパートなしのバージョンで本来裏に隠れて聴こえにくい
　ジョンジーのベースラインがハッキリ聴こえるのがありがたい。
　エンディングもバシっと終わっていない。ただ、如何せん音がややこもっている。
6. ランブル・オン (ラフ・ミックス)
　これもギターのリードパートなしのバージョン。
　後半のプラントのボーカルもオリジナルと異なる。
　本作の中でもジョンジーのベースラインが際立っている作品で聴き応えがある。
7. モビー・ディック (バック・トラック)
　イントロ＋アウトロという肝心のボンゾのソロを割愛した本末転倒なテイク。(笑)
　エンディングがオリジナルと異なりカッコイイ！
8. ララ (完全未発表曲) (MONO)
　どことなくFocusの"Sylvia"を彷彿させる軽快でハードなギターインスト。