自重筋トレ100の基本 中上級編 (エイムック 3340) の感想

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自重トレーニングは甘くない。
自分の体重を持ち上げるということは、懸垂10回くらいできる負荷になるということだ。
簡単だというなら、本書の種目を20回～30回やってみるといい。
本書のすべての種目ができるなら、誰が見てもあなたの体は超一流だ。

「中上級編」の前に「基本編」にチャレンジすることをお勧めする。

自重筋トレの本。中上級編とあり、「自重筋トレ100の基本」の続編的な位置づけである。そちらにも載っているものがあるが、この本で新たに追加されているものもあるという。オールカラーでムック本サイズ。トレーニングメニューは、すべてカラー写真で解説がある。

サーキットトレーニング形式を励行しているのが特徴である。複数の自重筋トレメニューを組み合わせ、休みを入れることなく繰り返えすことで有酸素運動と同じような効果を自重トレーニングで得られるようにするものだ。メニューの紹介も、目的別のサーキットトレーニング形式で示されていて、それを構成するひとつひとつのトレーニングはその後にまとめて解説してある。

個人的に、毎日のやっているストレッチ＆自重トレメニューの改善に使える本だと思った。ただ、ひとつひとつのトレーニングメニューには、おそらく慣れている人でないと苦しいものもある。下手にやると間接に負担がかかりすぎるのではないかと思われるものもある。強化したい部位別になっているので、無理のない範囲で効果的に実施するのが良いと思われる。

後半には、効果的な食事メニューについての説明や、ラグビーの日本代表でストレングス＆コンディショニングコーチを務めた人のインタビューがある。