県庁の星 の感想

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自分が特別だと思っていて、すっかりマニュアル通りの「お役所仕事」に染まっていた主人公。
民間との交流研修で言った先のスーパーで出会った、弟を養いながら働くパート従業員の女性に段々と影響されていく様子が見どころです。
柴咲コウさん演じる女性は長い間パートで働いているけれど社員登用という制度はないのだろうかとふと考えたりしましたが。
パートリーダーでも時給はみんなと同じ…というのもなんだかなぁ。
今も昔も正社員以外の労働環境はあまり変わっていないのかもしれませんね。
でもとにかく、織田裕二さん演じる主人公は大きな挫折や試練を次々経験するわけです。
だけど、この作品を観ると、なんだか元気になります。皆の必死な気持ちが伝わってくるから。
「前向きに検討します」という言葉はもう絶対に信じないぞ！！！という気持ちにもなりますが。