An Autobiography or The Story of My Experiments with Truth の感想
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参照データ
タイトル | An Autobiography or The Story of My Experiments with Truth |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | M.K. Gandhi |
販売元 | eShabda by Cygnet Infotech |
JANコード | 登録されていません |
カテゴリ | » 洋書 » Subjects » Biographies & Memoirs |
購入者の感想
星をいくつにするかは迷うところです。 書かれている主なテーマは、インド独立に貢献した彼の活動の足跡というより、その時々の彼の内面、それも思想というより、彼の心的こだわり(学んだ教訓というべきかもしれませんが)といったものが中心で、当時の歴史をある程度知っていることを前提に書かれています。そのためガンジー初心者の私には、出来事や、人名や地名など固有名詞も未知の世界で、読み進めるのに大変苦労をしました。
従って、インドの歴史やガンジーの行動を知っていて、その裏側の彼の心の動きを知るにはとても貴重な記録だと思いますが、ガンジー初心者がまず開ける本としては少々難解だと思います。というのが読み進めていた時の私の感想です。
けれど最後の章を手がかりに、彼の思想の核心 Ahimsa の意味に悪戦苦闘し、その意味が理解できた時(正確には理解出来たように思えたとき)、この本の輝きは一変しました。彼の思想の核心を語っている素晴らしい本です。「無抵抗不服従」などと訳されている彼の運動も、そのAhimsaから理解すると、とても豊かな内容に見えてきます。その意味で星5つです。(詳細 [])
従って、インドの歴史やガンジーの行動を知っていて、その裏側の彼の心の動きを知るにはとても貴重な記録だと思いますが、ガンジー初心者がまず開ける本としては少々難解だと思います。というのが読み進めていた時の私の感想です。
けれど最後の章を手がかりに、彼の思想の核心 Ahimsa の意味に悪戦苦闘し、その意味が理解できた時(正確には理解出来たように思えたとき)、この本の輝きは一変しました。彼の思想の核心を語っている素晴らしい本です。「無抵抗不服従」などと訳されている彼の運動も、そのAhimsaから理解すると、とても豊かな内容に見えてきます。その意味で星5つです。(詳細 [])