インドな日々(4) (HONWARAコミックス) の感想
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参照データ
タイトル | インドな日々(4) (HONWARAコミックス) |
発売日 | 2013-01-01 |
製作者 | 流水りんこ |
販売元 | 朝日新聞出版 |
JANコード | 登録されていません |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック |
購入者の感想
紀行本は本当に当たり外れが大きくて、中には「なら日本から出るな」
と言いたくなるような物もある。それから、ホテル紹介物に多い「金掛けました。私、詳しいです」
てな自分語り自分自慢の物。他には「これだけ安く上げました。凄いでしょ」という貧乏自慢とか。
あー、そう。としか言いようがなく、また男性作家に多いのに、この貧乏自慢に
訳の分からない自己憐憫が加算されて、読んでる方がつい、
「じゃあ旅なんかせんでもよかろうに」と空しくなる物だってある。
それも若い子ならまだいいけど、いい歳になっていて、客観的に見ても結構な収入が
ありそうなオッサンが、そういう貧乏ゴッコをやって悦に入っては、懲りない根暗節唸らせてるのとか、
申し訳ないけどゲンナリ来る。世紀も変わったというのに、いつまで四畳半フォーク魂を引きずってんだ。と。
また、ご夫婦旅物でも「よく離婚しませんね、アナタがた……」と変な心配をしたくなる物もあり、
いやもう全く油断がならん。
そんな中で、赤裸々にケンカやらもめごとやら、お子さんの足手纏いさ加減やら、
全部描いてあって全く不快でない本作はミラクルです。面白く、読んで楽しいばかりで。
彼の地のおクスリ系ダークな面も、その他の危機も、スレスレ切り抜けていて応援したくなる。
やっぱプライベートを板に乗せて描く物って、ご本人の魅力が物をいうのでしょうねえ。
こことは違う天地で人に塗れて、いろんな事を見聞きしたい。明るく前向きな旅人姿勢に共感です。
今回は過去の同三巻の延長、新ネタ採録的な部分が殆どでしたが、それもたいそう面白かったのですが、
最後に描かれた最近の旅の、また、ここから新たな旅が始まる気配にワクワクです。次巻を心よりお待ちしています。
と言いたくなるような物もある。それから、ホテル紹介物に多い「金掛けました。私、詳しいです」
てな自分語り自分自慢の物。他には「これだけ安く上げました。凄いでしょ」という貧乏自慢とか。
あー、そう。としか言いようがなく、また男性作家に多いのに、この貧乏自慢に
訳の分からない自己憐憫が加算されて、読んでる方がつい、
「じゃあ旅なんかせんでもよかろうに」と空しくなる物だってある。
それも若い子ならまだいいけど、いい歳になっていて、客観的に見ても結構な収入が
ありそうなオッサンが、そういう貧乏ゴッコをやって悦に入っては、懲りない根暗節唸らせてるのとか、
申し訳ないけどゲンナリ来る。世紀も変わったというのに、いつまで四畳半フォーク魂を引きずってんだ。と。
また、ご夫婦旅物でも「よく離婚しませんね、アナタがた……」と変な心配をしたくなる物もあり、
いやもう全く油断がならん。
そんな中で、赤裸々にケンカやらもめごとやら、お子さんの足手纏いさ加減やら、
全部描いてあって全く不快でない本作はミラクルです。面白く、読んで楽しいばかりで。
彼の地のおクスリ系ダークな面も、その他の危機も、スレスレ切り抜けていて応援したくなる。
やっぱプライベートを板に乗せて描く物って、ご本人の魅力が物をいうのでしょうねえ。
こことは違う天地で人に塗れて、いろんな事を見聞きしたい。明るく前向きな旅人姿勢に共感です。
今回は過去の同三巻の延長、新ネタ採録的な部分が殆どでしたが、それもたいそう面白かったのですが、
最後に描かれた最近の旅の、また、ここから新たな旅が始まる気配にワクワクです。次巻を心よりお待ちしています。