インドな日々(4) (HONWARAコミックス) の感想

256 人が閲覧しました
アマゾンで購入する

参照データ

タイトルインドな日々(4) (HONWARAコミックス)
発売日2013-01-01
製作者流水りんこ
販売元朝日新聞出版
JANコード登録されていません
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

紀行本は本当に当たり外れが大きくて、中には「なら日本から出るな」
と言いたくなるような物もある。それから、ホテル紹介物に多い「金掛けました。私、詳しいです」
てな自分語り自分自慢の物。他には「これだけ安く上げました。凄いでしょ」という貧乏自慢とか。
あー、そう。としか言いようがなく、また男性作家に多いのに、この貧乏自慢に
訳の分からない自己憐憫が加算されて、読んでる方がつい、
「じゃあ旅なんかせんでもよかろうに」と空しくなる物だってある。
それも若い子ならまだいいけど、いい歳になっていて、客観的に見ても結構な収入が
ありそうなオッサンが、そういう貧乏ゴッコをやって悦に入っては、懲りない根暗節唸らせてるのとか、
申し訳ないけどゲンナリ来る。世紀も変わったというのに、いつまで四畳半フォーク魂を引きずってんだ。と。
また、ご夫婦旅物でも「よく離婚しませんね、アナタがた……」と変な心配をしたくなる物もあり、
いやもう全く油断がならん。

そんな中で、赤裸々にケンカやらもめごとやら、お子さんの足手纏いさ加減やら、
全部描いてあって全く不快でない本作はミラクルです。面白く、読んで楽しいばかりで。
彼の地のおクスリ系ダークな面も、その他の危機も、スレスレ切り抜けていて応援したくなる。
やっぱプライベートを板に乗せて描く物って、ご本人の魅力が物をいうのでしょうねえ。

こことは違う天地で人に塗れて、いろんな事を見聞きしたい。明るく前向きな旅人姿勢に共感です。
今回は過去の同三巻の延長、新ネタ採録的な部分が殆どでしたが、それもたいそう面白かったのですが、
最後に描かれた最近の旅の、また、ここから新たな旅が始まる気配にワクワクです。次巻を心よりお待ちしています。

あなたの感想と評価

コメント欄

関連商品の価格と中古

インドな日々(4) (HONWARAコミックス) を買う

アマゾンで購入する
朝日新聞出版から発売された流水りんこのインドな日々(4) (HONWARAコミックス)(JAN:登録されていません)の感想と評価
2018 - copyright© アマゾン通販の感想と評価 all rights reserved.