ラスト・タイム・アラウンド の感想
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参照データ
タイトル | ラスト・タイム・アラウンド |
発売日 | 2016-07-20 |
アーティスト | バッファロー・スプリングフィールド |
販売元 | ワーナーミュージック・ジャパン |
JANコード | 4943674236695 |
Disc 1 : | オン・ザ・ウェイ・ホーム 待つのが辛くて プリティ・ガール・ホワイ フォー・デイズ・ゴーン ケアフリー・カントリー・デイ スペシャル・ケア 雨なき頃 クエスチョンズ アイ・アム・ア・チャイルド メリー・ゴー・ラウンド ウノ・ムンド カインド・ウーマン |
カテゴリ | » ミュージック » ジャンル別 » ロック |
※サンプル画像
購入者の感想
68年発表の3rd。グループ解散後に発表されたラスト作だが、メンバーが新作として制作したものではなく、未発表曲にメンバーのソロ作品、そしてリッチー・フューレイと新たに加入したジム・メッシーナによって制作された新曲を加えてまとめられたものである。ラストの曲にはスティール・ギターでラスティ・ヤングが参加しており、彼とリッチー、ジムでポコが結成される。本作はそういう意味においてはバッファローとポコがクロス・フェイドする作品であり、新曲を中心に考えればポコの原形的なものと考えることも出来ると思う。
1.はブラスの入った西海岸風ソフト・ロックとも言うべき仕上がりで軽快で爽やかなコーラスとストリングスが絡むアレンジが秀逸。この一曲だけでも本作の魅力は伝わってくる。2.はカントリー・ブルース風の曲をアカデミックにアレンジしたかのような感じだが、溌溂としたヴォーカルそのものの魅力が楽曲に強力なカラーを加えている。3.は渋めのカントリー・ワルツ。中盤の短いギター・ソロは音色、フレ−ズ共にたまらないものがある。
全体的にはややブルース色の強いカントリー・ロックといった楽曲が多く、後の彼らのイメージとはそれほど遠くないと思う。
よくよく考えてみればグループとしては悲惨なものがあるのだが、楽曲を提供する場としてはその機能を十二分に発揮していたと思う。単に作品集として見ればバッファロー・スプリングフィールドは素晴しい楽曲を残したが、トータルの作品としてはどれも散漫。本作もそれに準じてはいる。
1.はブラスの入った西海岸風ソフト・ロックとも言うべき仕上がりで軽快で爽やかなコーラスとストリングスが絡むアレンジが秀逸。この一曲だけでも本作の魅力は伝わってくる。2.はカントリー・ブルース風の曲をアカデミックにアレンジしたかのような感じだが、溌溂としたヴォーカルそのものの魅力が楽曲に強力なカラーを加えている。3.は渋めのカントリー・ワルツ。中盤の短いギター・ソロは音色、フレ−ズ共にたまらないものがある。
全体的にはややブルース色の強いカントリー・ロックといった楽曲が多く、後の彼らのイメージとはそれほど遠くないと思う。
よくよく考えてみればグループとしては悲惨なものがあるのだが、楽曲を提供する場としてはその機能を十二分に発揮していたと思う。単に作品集として見ればバッファロー・スプリングフィールドは素晴しい楽曲を残したが、トータルの作品としてはどれも散漫。本作もそれに準じてはいる。