闘神―伊達順之助伝 (文春文庫) の感想

185 人が閲覧しました
アマゾンで購入する

参照データ

タイトル闘神―伊達順之助伝 (文春文庫)
発売日販売日未定
製作者胡桃沢 耕史
販売元文藝春秋
JANコード9784167402129
カテゴリ文学・評論 » 文芸作品 » 日本文学 » か行の著者

購入者の感想

主人公である伊達順之助に関しては、この本を読むまでどんな人か知らなかったが、満洲の馬賊の首領というイメージが強かったようだ。というのも、檀一雄が昭和31年に順之助をモデルにした小説「夕日と拳銃」を著してベストセラーとなり、すぐに同名で映画化され、映画もその主題歌「馬賊の歌」も大ヒットしたためと思われる。そして、あとがきで順之助の長男宗義氏が述べているが、順之助が追い求めたものとは明治の男たちが持っていた特有の夢やロマンであろうから、敢えて遺族も否定しなかったんだろう。

上海で処刑される直前に家族宛ても含めて4通の遺書を書いている。その一つが石原莞爾へのもので、彼とはよほどの仲であったことがわかるが、順之助が昭和史の中で未だに光が当たらないのは惜しい気がする。

あなたの感想と評価

コメント欄

関連商品の価格と中古

闘神―伊達順之助伝 (文春文庫) を買う

アマゾンで購入する
文藝春秋から発売された胡桃沢 耕史の闘神―伊達順之助伝 (文春文庫)(JAN:9784167402129)の感想と評価
2018 - copyright© アマゾン通販の感想と評価 all rights reserved.