DAYS JAPAN の感想

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タイトルDAYS JAPAN
発売日2017-06-20
販売元デイズジャパン
JANコード4910164970773
カテゴリ »  » ジャンル別 » 社会・政治

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表紙写真。米軍のヘリパッド建設が強行される高江で、マイクを握り市民らと建設反対の行進をする山城博治さん。米軍の訓練場側を守るように機動隊が市民を見張る。2016年7月26日。Photo by 丸井春。

巻頭特集は、山城博治(沖縄平和運動センター議長)ロングインタビューである。リード文に云う。

   戦後、米軍統治下の沖縄に生まれた。「基地の島」で、戦争の悲惨さを聞いて育った。「沖縄を沖縄に返してほしい」。そう願った本土復帰は、県民の思いとかけ離れた復帰だった。米軍基地は微動だにしなかった。復帰後、日米安保を前に、憲法がないがしろにされていく様を目の当たりにした。「平和に生きる権利」が守られない悔しさを知っている。
   昨年10月、米軍基地建設反対運動に絡んで逮捕された。「不当拘留」だと多くの憲法学者や人権団体らが指摘した拘留は、5ヶ月に及んだ。
   沖縄がなぜ闘い続けるのか。その答えが、彼の人生には詰まっている。そして私たちは、彼の人生を通じて、沖縄にかけられている権力による弾圧が、平和への、民主主義への弾圧と同じであることに気づくだろう。(6p)

今回のロングインタビューは時期を得たものだったと思う。ひとつは、ますます厳しく本質化していく「沖縄問題」の全体を俯瞰するという意味で。ひとつは、共謀罪の先取りといわれる「山城議長逮捕・長期拘留」の意味を、強行採決されようとされている現在、国民に知らせるということ。

私は過去10回以上沖縄に行っているけど、沖縄に遊びに行った経験は一度もない。クループの学習旅行、平和大会参加、基地建設反対運動参加、選挙応援、プライベート旅行、すべて大きなことを学んで帰ってきた。同時にいずれもとても楽しかった。

「沖縄には日本の矛盾がある」。30年前のあの学習旅行の感想が、この30年間、ますます深く鮮明になってきた。
2017年5月31日読了

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