星がひとつほしいとの祈り (実業之日本社文庫) の感想
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参照データ
タイトル | 星がひとつほしいとの祈り (実業之日本社文庫) |
発売日 | 2013-10-04 |
製作者 | 原田 マハ |
販売元 | 実業之日本社 |
JANコード | 9784408551456 |
カテゴリ | 文学・評論 » 文芸作品 » 日本文学 » は行の著者 |
購入者の感想
レビューにネタバレ書くような野暮はしたくないので簡潔に。
原田マハさんの本にハマってこちらも購入。
全編にわたってとにかく情景の描写が美しい。
表題作は肩透かしを食らう終わり方に感じましたがが、道後温泉の雰囲気がわかる方なら得心いくものなのでしょうか?
一方で特に「長良川」が秀作だと感じました。男性も女性もみんな良識があって優しく寛容で理想的な物語。
ストーリーは全て女性が主人公。男性として、描かれている不倫男性のクズっぷりには驚かされることもあります。
しかし、ひとりのなかの相反するような心や体やその両方の動きが描かれていて(特に「椿姫」)、自分にも考え方はともかく、何となく共感できました。
読んで損の無い作品集だと思います。
原田マハさんの本にハマってこちらも購入。
全編にわたってとにかく情景の描写が美しい。
表題作は肩透かしを食らう終わり方に感じましたがが、道後温泉の雰囲気がわかる方なら得心いくものなのでしょうか?
一方で特に「長良川」が秀作だと感じました。男性も女性もみんな良識があって優しく寛容で理想的な物語。
ストーリーは全て女性が主人公。男性として、描かれている不倫男性のクズっぷりには驚かされることもあります。
しかし、ひとりのなかの相反するような心や体やその両方の動きが描かれていて(特に「椿姫」)、自分にも考え方はともかく、何となく共感できました。
読んで損の無い作品集だと思います。