白ゆき姫殺人事件 [DVD] の感想
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参照データ
タイトル | 白ゆき姫殺人事件 [DVD] |
発売日 | 2014-09-03 |
監督 | 中村義洋 |
出演 | 井上真央 |
販売元 | 松竹 |
JANコード | 4988105069510 |
カテゴリ | DVD » ジャンル別 » 日本映画 » ミステリー・サスペンス |
※サンプル画像
購入者の感想
ネット炎上をテーマに扱う珍しい作品でとても面白いと思ったのですが、
レビューサイトでの評価はあまり芳しくないようです。
やはり犯人捜しに期待してしまうと肩透かしを喰らうような内容であるのと、
ネット炎上という身近すぎる題材で、
身につまされる思いをする人が多いからかもしれません。
この映画で重要なのは「真犯人は誰か」ではなく、
「あやふやな情報に踊らされている人々を見て何を思うか」だと思いますので、
ツイッターというコミュニケーションツールにどういった関心を持っているかで、
映画の評価はかなり変動すると思います。
主人公の境遇はやりすぎなくらいに悲惨でしたが、最後に一つだけ救いを残してくれているので、
それほど後味は悪くありません。
また、情報伝達ツールがアナログになるにつれて、信頼の密度が高まっていく過程も良かったです。
井上真央の可愛さが滲み出すぎていて、
地味で特徴のない女という設定に違和感があること以外は、
とてもよく出来ている映画だと思います。
色々と考えさせられる作品ですので、
地上波放映などでもっと多くの人の目に触れてほしいと思いました。
レビューサイトでの評価はあまり芳しくないようです。
やはり犯人捜しに期待してしまうと肩透かしを喰らうような内容であるのと、
ネット炎上という身近すぎる題材で、
身につまされる思いをする人が多いからかもしれません。
この映画で重要なのは「真犯人は誰か」ではなく、
「あやふやな情報に踊らされている人々を見て何を思うか」だと思いますので、
ツイッターというコミュニケーションツールにどういった関心を持っているかで、
映画の評価はかなり変動すると思います。
主人公の境遇はやりすぎなくらいに悲惨でしたが、最後に一つだけ救いを残してくれているので、
それほど後味は悪くありません。
また、情報伝達ツールがアナログになるにつれて、信頼の密度が高まっていく過程も良かったです。
井上真央の可愛さが滲み出すぎていて、
地味で特徴のない女という設定に違和感があること以外は、
とてもよく出来ている映画だと思います。
色々と考えさせられる作品ですので、
地上波放映などでもっと多くの人の目に触れてほしいと思いました。
「告白」の湊かなえ原作ということや、DVDジャケットの格好良さに惹かれて観ました。ちなみに原作は読んでいません。
物語は、美人OLの殺害容疑を掛けられた女性をめぐって人間の悪意を浮き彫りにしていくサスペンスドラマです。
映画のキャッチコピーは、
「噂話や妄想がいつのまにか本当の話になっていく…
誰もが呑み込まれる“ゴシップエンターテインメント”!!」
と言ったサスペンス色の強い煽り文句となっている。
内容自体もツイッター炎上やTVのニュース番組やコメンテーターの発言、また、取材を受ける人など全ての「発言」に食い違いがあり、勝手な情報のみが炎上して行きます。しかし、「暴走」や「エンターテインメント!」と言うには遠い感覚で、のめり込む感覚が全くなく、始終、第三者の視点で眺めているような状態で、犯人がわかっても「あぁ、そうなんだ」くらいの、内容を知らされて終わる程度の軽さ。
そもそも、サスペンス的な面白さと言うよりも、「噂って怖い」と言った内容を見せる演出に仕向けているのだろうが、その「噂」にサスペンス的な速度感がなかったり、炎上して行く様や、回想して行く姿にも謎解き特有の理解して行く面白さのような物がまったくないという、どこか遠い距離感のまま終わってしまう。
真犯人の「契約が切れると困るから」程度の殺害理由や、「噂が一人歩きして大事件になった」といった社会性のメッセージも盛り込みたかったのかも知れないが、そんな仕上がりには到底なっていない。その「軽さ」も含めて考えられたという演出ならば、そもそも訴求を掴めていないのか、単なる好みの問題で合わなかったのか、そこはよくわからない。
犯人含め、いろんな人の言葉で犯人像が浮き彫りになっていくというスタイルや、映画そのもの雰囲気は好きなだけに残念です。
DVDジャケットや、ポスター、Web 展開も格好良かったです。
物語は、美人OLの殺害容疑を掛けられた女性をめぐって人間の悪意を浮き彫りにしていくサスペンスドラマです。
映画のキャッチコピーは、
「噂話や妄想がいつのまにか本当の話になっていく…
誰もが呑み込まれる“ゴシップエンターテインメント”!!」
と言ったサスペンス色の強い煽り文句となっている。
内容自体もツイッター炎上やTVのニュース番組やコメンテーターの発言、また、取材を受ける人など全ての「発言」に食い違いがあり、勝手な情報のみが炎上して行きます。しかし、「暴走」や「エンターテインメント!」と言うには遠い感覚で、のめり込む感覚が全くなく、始終、第三者の視点で眺めているような状態で、犯人がわかっても「あぁ、そうなんだ」くらいの、内容を知らされて終わる程度の軽さ。
そもそも、サスペンス的な面白さと言うよりも、「噂って怖い」と言った内容を見せる演出に仕向けているのだろうが、その「噂」にサスペンス的な速度感がなかったり、炎上して行く様や、回想して行く姿にも謎解き特有の理解して行く面白さのような物がまったくないという、どこか遠い距離感のまま終わってしまう。
真犯人の「契約が切れると困るから」程度の殺害理由や、「噂が一人歩きして大事件になった」といった社会性のメッセージも盛り込みたかったのかも知れないが、そんな仕上がりには到底なっていない。その「軽さ」も含めて考えられたという演出ならば、そもそも訴求を掴めていないのか、単なる好みの問題で合わなかったのか、そこはよくわからない。
犯人含め、いろんな人の言葉で犯人像が浮き彫りになっていくというスタイルや、映画そのもの雰囲気は好きなだけに残念です。
DVDジャケットや、ポスター、Web 展開も格好良かったです。
原作は未読。SNSが契機となった騒動を描いているが
謎解きそのものは極めてオーソドックスな推理物。
セリフを語りながら画面に文字が出てくる、
おなじみのスタイルで映像が構成されているが
さすがに文字が多すぎて後半やや食傷気味。
淡々とした主役二人に比して、蓮佛美沙子の濃さが
際立っていてマル。
謎解きそのものは極めてオーソドックスな推理物。
セリフを語りながら画面に文字が出てくる、
おなじみのスタイルで映像が構成されているが
さすがに文字が多すぎて後半やや食傷気味。
淡々とした主役二人に比して、蓮佛美沙子の濃さが
際立っていてマル。