異常快楽殺人 (角川ホラー文庫) の感想
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参照データ
タイトル | 異常快楽殺人 (角川ホラー文庫) |
発売日 | 1999-08-10 |
製作者 | 平山 夢明 |
販売元 | KADOKAWA |
JANコード | 9784043486014 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » 文学・評論 |
購入者の感想
罪状が気になったため、ヘンリー・ルーカスのページから読み始めた。結果、ものすごく後悔した。悪い意味で、ではない。
読破した後わかったことだが、子供の頃の虐待に関する記述がほかの人物より長い。母親が彼を産む前のエピソードから始まるので、明らかにフィクションなのだが、とにかくこの母親が凄まじい。どうしてもほかのページを読む気になれず、2〜3日放置していたくらい、自分には強烈な内容だった。
洋書を翻訳しただけの本だと「文章を読んでいる」感じがして味気ないのだが、この本はちゃんと「物語を読んだ」という気持ちになった。そういう意味でも読み物としては優秀だと思う。だが、やはりノンフィクションではない。
読破した後わかったことだが、子供の頃の虐待に関する記述がほかの人物より長い。母親が彼を産む前のエピソードから始まるので、明らかにフィクションなのだが、とにかくこの母親が凄まじい。どうしてもほかのページを読む気になれず、2〜3日放置していたくらい、自分には強烈な内容だった。
洋書を翻訳しただけの本だと「文章を読んでいる」感じがして味気ないのだが、この本はちゃんと「物語を読んだ」という気持ちになった。そういう意味でも読み物としては優秀だと思う。だが、やはりノンフィクションではない。
最後の方で、著者なりに出した答えのようなものが
書かれています。
取材をしたスタッフは、陰惨で残酷な内容の連続に
随分苦しめられたそうです。
世の親は、大きな責任を持って子供を育てているの
だなぁ……というか、それくらいの心持ちで親に
ならんといかんのだなぁ、と強く感じました。
あと、他人から未包装の肉類はもらっちゃいけない
なぁ、と(笑)。
私自身は読んでて具合を悪くすることはなかったの
ですが、親と子について深く考えさせられました。
書かれています。
取材をしたスタッフは、陰惨で残酷な内容の連続に
随分苦しめられたそうです。
世の親は、大きな責任を持って子供を育てているの
だなぁ……というか、それくらいの心持ちで親に
ならんといかんのだなぁ、と強く感じました。
あと、他人から未包装の肉類はもらっちゃいけない
なぁ、と(笑)。
私自身は読んでて具合を悪くすることはなかったの
ですが、親と子について深く考えさせられました。