石橋防衛隊(個人) (Canna Comics) の感想

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ウノハナ先生の作品はどれも素敵ですが、エロ度がおそらく一番薄いであろう本作品が一番ハマった・・・
ギャグとまでは言わないが、かなり笑いの要素が強い。
じゃあ萌えないのかと言われるといやいやなんでこう萌えるかなっていう。
ヘビーな作品も好き、ライトなものもキライじゃない、が、コレはライトに見せかけてハマるとズドンとくる。
なんでしょうかこの中毒性、何度読み返したかわからんな。
ストーリー自体はシンプルです。
ストイックな環境（非常に規律の厳しい大学）で古き良き昭和を背負ったような男気溢れる主人公が好きな男をひたすら守っていくみたいな。
単純に初々しい、非常に純粋、そして異様に笑える。
この手の作品ってありそうでないですよね。
寝る前につい開いてしまう枕元BLの一冊になってます、そういう作品ってあるでしょうｗ
ていうかめちゃくちゃ続きが読みたいです・・・・それが叶わぬのならまたぜひコレ系の笑える作品を、先生よろしくお願いします涙

ウノハナ先生の描く独特の男臭さが漂う1冊です。
他の作品と違ってプッと笑えるところも多いのですが、国分寺のブレのない石橋への崇高な想いとそんな彼に
惹かれる石橋の気持ちなど、どきどきもできる内容でした。
くわっ!!!と目を見開く国分寺、サイコーです(笑)

某衛大学校に通う国分寺は国への忠誠心など皆無で、ただただ清廉で可憐(国分寺ビジョン)な同級生の石橋(だけ)を
防衛したいがために在籍している成績も運動もトップのできる男。
そんな彼が部屋は違えど同じ寮で規則正しい生活をしながら邪念を振り払い、日々石橋(だけ)を「防衛」している
様子が本当にタイトル通りで笑えましたが、冬季スキー訓練ではトラブルからのふたりの想いが重なるところが
それまでのコミカルさを吹っ飛ばす勢いで胸がぎゅっとなりました。
彼の魅力に気づいた石橋は、なんか天性の受って感じでこんなのに甘えられたら国分寺じゃなくてもイチコロのような
気がしました^^
そして、彼らの先輩、佐倉のお話も読みたいなぁ。。。と思いました。