自衛官の心意気 そのとき、彼らは何を思い、どう動いたか の感想
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参照データ
タイトル | 自衛官の心意気 そのとき、彼らは何を思い、どう動いたか |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 桜林 美佐 |
販売元 | PHP研究所 |
JANコード | 9784569826813 |
カテゴリ | ジャンル別 » 社会・政治 » 軍事 » 軍事入門 |
購入者の感想
自衛官がいかに強い心を持って、誠実に任務にあたっているか。
これがよくわかる本です。
そしてそれゆえに、その装備は貧弱である、という面も明らかになっています。
震災対応などでの活躍を目の当たりにすることが多くなってきたため、
一昔前よりも、自衛隊に対する拒否反応、というのはなくなっているのではないか、という気がします。
しかし、問題は、「有事の際に必要となる行動の訓練」、つまり射撃訓練などが、全く足りていないこと、というのはこの本を読んだ時の衝撃です。
実は自衛隊は強い、という話はなんだったのだろう?
仮に、陸上軍隊や、ゲリラが日本本土を襲った際、陸上自衛隊は、応戦できるのだろうか。
それは、果たして強い自衛隊なのだろうか?という疑念が湧いてきます。
防衛予算がGDPの1%と抑えられている現状が、いかに現場の自衛官を圧迫しているか。
この点についても、深く考えなくてはいけない。
これまで、長い間圧迫されていたがゆえに、おそらく自衛隊の冗長性、
つまり有事の際に必要になる耐久性が、実は全く足りていない、
平時でギリギリの運用をされている、というのも、はっきり言ってやばい。
この事実を、国民も政治家も、受け止めて、今後を考えなくてはならない。
今は残念ながら各国がGDPの2%程度の軍事費を使うことで、
秩序を保っている時代なのだ、ということを改めて考えさせられました。
GDP2% 10兆円の防衛予算を実現し、自衛力を充実させることは喫緊の課題ですね。
おすすめです。「空飛ぶ広報室」もまた見たくなりました。
これがよくわかる本です。
そしてそれゆえに、その装備は貧弱である、という面も明らかになっています。
震災対応などでの活躍を目の当たりにすることが多くなってきたため、
一昔前よりも、自衛隊に対する拒否反応、というのはなくなっているのではないか、という気がします。
しかし、問題は、「有事の際に必要となる行動の訓練」、つまり射撃訓練などが、全く足りていないこと、というのはこの本を読んだ時の衝撃です。
実は自衛隊は強い、という話はなんだったのだろう?
仮に、陸上軍隊や、ゲリラが日本本土を襲った際、陸上自衛隊は、応戦できるのだろうか。
それは、果たして強い自衛隊なのだろうか?という疑念が湧いてきます。
防衛予算がGDPの1%と抑えられている現状が、いかに現場の自衛官を圧迫しているか。
この点についても、深く考えなくてはいけない。
これまで、長い間圧迫されていたがゆえに、おそらく自衛隊の冗長性、
つまり有事の際に必要になる耐久性が、実は全く足りていない、
平時でギリギリの運用をされている、というのも、はっきり言ってやばい。
この事実を、国民も政治家も、受け止めて、今後を考えなくてはならない。
今は残念ながら各国がGDPの2%程度の軍事費を使うことで、
秩序を保っている時代なのだ、ということを改めて考えさせられました。
GDP2% 10兆円の防衛予算を実現し、自衛力を充実させることは喫緊の課題ですね。
おすすめです。「空飛ぶ広報室」もまた見たくなりました。