アーティストのための美術解剖学 の感想
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参照データ
タイトル | アーティストのための美術解剖学 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | ヴァレリー・L・ウィンスロゥ |
販売元 | マール社 |
JANコード | 9784837301806 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » アート・建築・デザイン |
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購入者の感想
解説自体はボリュームがあって非常にいいのですが,絵よりも文の方に重きを置いてる感じがあります。解説そのものについても絵にどう活かすかというよりも形状についてどうなっているかを深く掘り下げるように描かれている気がします。
解説についてパーツを細かくし過ぎなのではという気もします。絵を描く際にはそれぞれのパーツがどのように作用しあって動くのか,まとまって動くユニットがおおまかにどのような形状をしているのかというのがまず重要な情報であって,たとえばある骨の造形がどうであるかなどの詳しい知識は細かく書き込む際のプラスアルファの情報ではないかと思います。
本書で解説されている大部分は後者の情報です。そのため初心者が教科書的なものを求めてこの本を手に取った場合情報量に圧倒されて放置される可能性が高いのではと思います。
一方でおおまかな構造は頭に入っているけど細かいところについて曖昧であるとか,わかっているつもりだったけどわからないところが出てきたとか,そのような時に辞書を引く感覚で使うのであれば本書は有用かと思います。情報量が凄まじいので,きちんと目的を持って調べるのであれば答えが見つかる可能性は高いでしょう。わからないことがあっても最悪この本にあたればなんとかなるというお守りとして,本書があると安心できるかもしれません。
解説についてパーツを細かくし過ぎなのではという気もします。絵を描く際にはそれぞれのパーツがどのように作用しあって動くのか,まとまって動くユニットがおおまかにどのような形状をしているのかというのがまず重要な情報であって,たとえばある骨の造形がどうであるかなどの詳しい知識は細かく書き込む際のプラスアルファの情報ではないかと思います。
本書で解説されている大部分は後者の情報です。そのため初心者が教科書的なものを求めてこの本を手に取った場合情報量に圧倒されて放置される可能性が高いのではと思います。
一方でおおまかな構造は頭に入っているけど細かいところについて曖昧であるとか,わかっているつもりだったけどわからないところが出てきたとか,そのような時に辞書を引く感覚で使うのであれば本書は有用かと思います。情報量が凄まじいので,きちんと目的を持って調べるのであれば答えが見つかる可能性は高いでしょう。わからないことがあっても最悪この本にあたればなんとかなるというお守りとして,本書があると安心できるかもしれません。