第2話 戦車、乗ります！ の感想

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非常に面白いです。戦車でドンパチやって一人の死傷者も出さない平和な(？)アニメで、お風呂のシーンもドラえもんのしずかちゃんの入浴シーンと同等程度で、子供が見ても問題無いかと思われます。

問題はAmazonプライムでの視聴。実はディスク版にはOVAが収録されており、巨大な学園艦が何故港に着岸出来るのか等、細かな設定が紹介されています。(他のアニメでもテレビ未放送話収録とか有りますが…)
AmazonプライムではOVAが配信されていないため、にわかガルパンファンを産むことになりました。と言うわけで、Amazonプライムに対して☆－１させて頂きます。

例えるとSHIROBAKOというアニメがありましたが、あれも若い人も楽しめるが、アニメ業界を知る人向け、または昭和世代のアニメ好きにもツボってくるようなところがガルパンにはあります。何もミリタリーの知識がなくても楽しめます。見てから知識が増えていくことはあります。単純にかわいい女の子が出てきてバンドとか何か部活やりますみたいなものとは違ってます。それから敵対するとか単純な人間関係もそこまでないです。つまるところ、今まで見てきたアニメ作品のテンプレのようなものをいっぺん覆してる何かがあります。今日の敵は明日の友のような部分は現代に足りない要素にも感じられたり、まず世界観が最初からインパクトありますね。戦車道が女の子らしい習い事のようになっている、陸に学校がない、学園の艦が普通に存在する、ある意味トンデモな感じですが、妙にナチュラルにそこは受け入れてしまう作り。それに加えてお国柄(本当に違う国ではないが）でカラーを出しているところが、まるで某熱血高校のドッヂボール部のような海外遠征をしてるような錯覚を覚える。デジャヴします。とりあえずまとめていえば、いい大人向けの作品です。ガルパンはいいぞ