暗い時代の人々 の感想
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参照データ
タイトル | 暗い時代の人々 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 森 まゆみ |
販売元 | 亜紀書房 |
JANコード | 9784750514994 |
カテゴリ | ジャンル別 » 人文・思想 » 倫理学・道徳 » 倫理学入門 |
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購入者の感想
昭和の戦争の時代に自分を見失わずにまっすぐに生きた人々の評伝集。
著者は『断髪のモダンガール』などの評伝作品で定評のある森まゆみだけあって、8人の人々の人生がコンパクトにまとまっていてとても味わい深い。
まえがきにハンナ・アレントの同名の著作からタイトルを取ったともあるが、ドイツでファシズムに抵抗した芸術家、思想家たちについて書いたアレントの作品に比べても圧倒的に読みやすいので、気軽に読み進めることができる。
あの暗い時代に日本にもこんな人たちがいたんだということが、新鮮な驚きとともに生々しく迫ってくる。
いまのような時代に生きていくことに勇気をもらえる一冊。
どの人物も面白いが、個人的には斎藤雷太郎という人の章が抜群に面白かった。
著者は『断髪のモダンガール』などの評伝作品で定評のある森まゆみだけあって、8人の人々の人生がコンパクトにまとまっていてとても味わい深い。
まえがきにハンナ・アレントの同名の著作からタイトルを取ったともあるが、ドイツでファシズムに抵抗した芸術家、思想家たちについて書いたアレントの作品に比べても圧倒的に読みやすいので、気軽に読み進めることができる。
あの暗い時代に日本にもこんな人たちがいたんだということが、新鮮な驚きとともに生々しく迫ってくる。
いまのような時代に生きていくことに勇気をもらえる一冊。
どの人物も面白いが、個人的には斎藤雷太郎という人の章が抜群に面白かった。