スパチュラセット (TM-4) の感想

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以前、近場のホムセンでスパチュラを一本だけ買ったことがあるのですが、その時は一本で１６８０円でした。
この商品は三本でこのお値段。

実際に買ってみての感想は品質は問題なくむしろ高品質だと思います。
表面は滑らか、適度に重みがあってバランスも良く、しかも柄の部分に滑り止め加工がしてあるので滑りにくい。
エポパテでフィギュアを自作するときに使いましたが、メンタムまみれの手で触っても滑らない。
作りがしっかりしているので耐久性も高そう。
タミヤの「調色スティック（ｵｲ）」と較べるとやっぱり専用品は違いますねぇ（汗）

で、スパチュラとしてですが、
半月刀のような奴とジャベリンみたいな奴は使いどころを選びます。
どちらも鋭利（ちょっと押しつけたらホントにナイフみたいに切れるレベル。先端の鋭利さとかホントに「針」）なので押し付けて切るとか削ぐ的な使い方をするものでしょうけど、
１／３５のフィギュアを作る際にはあまり出番はありませんでした。

パッケージまん中の鋭利な鶴口のニードルは目や口、襟や袖の開口部等の細かいディティールを入れる際に大活躍してくれましたので、
それだけでも価値はあったと思います。

ただ作業中に顔を近づけた時に、丁度顔面に刺さる位置に反対側のニードルが来たりするので（何度か肝を冷やしましたｗ）、
購入時の剣先の保護キャップ（ビニールチューブ）は捨てないほうが良いと思いますｗ
これはニードルに限らず、このセットのスパチュラ全部に言える事ですがｗ

写真ではよく分かりませんでしたが一本の両端に付いている形状は同一ですので三本セットで六種類のヘラではありません。
これまで割箸とか適当に身の回りの材料を削ったりして代用してましたが、やはり専用のものは違うと感じました。
ただ、自作工具もそれなりに場面に応じて重宝するので、これはあくまで基本且つ、中心的な使用工具になると思います。
持って見ると意外にずっしりした重みがあり、乾燥後の石粉粘土など刃物のような切削感がありました。
なので、取り扱いは若干注意しないと、怪我をします。
追記
プラ素材もカンナがけや、ケガキ針の代用になります。（超極細には向きません）
プラモのモールドを深く掘りたい時や、甘い部分をシャープにしたい時、バリ取り、簡単な均し等にも非常に重宝してます。
カッターの刃でカンナがけするテクニックより数段楽チンです。