ウィズ [DVD] の感想
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参照データ
タイトル | ウィズ [DVD] |
発売日 | 2012-04-13 |
監督 | シドニー・ルメット |
出演 | ダイアナ・ロス |
販売元 | ジェネオン・ユニバーサル |
JANコード | 4988102053161 |
カテゴリ | DVD » ジャンル別 » 外国映画 » ドラマ |
購入者の感想
幼稚園の先生をしているドロシー(ダイアナ・ロス)は、叔父夫婦とニューヨークのハーレムに暮らしている。内気な彼女は、叔母さんから、自分で新しい一歩を踏み出すことを諭されるが、なかなか実行に移せない。雪降る感謝祭の日、家から逃げ出した愛犬トートーを追って、ドロシーは、吹雪で荒れる外に出てしまう。ちょうどその時、ドロシーとトトに向って竜巻が近づいてきて、彼女たちを巻き上げ、みたこともない場所へと連れ去ってしまう…。
L・フランク・ボームの児童文学『オズの魔法使い』(と同時に、映画版の『オズの魔法使』にも多大な影響を受けているだろう)をオール黒人キャストで舞台化した"The Wiz"の映画化作品。モータウンとユニバーサルの共同製作。当初、監督は、ジョン・バダムに決定していたが、主演が、予定されていたステファニー・ミルズではなく、ダイアナ・ロスになったことで、バダムが監督を辞退した。ロスは、モータウンの社長、ベリー・コーディに積極的に自身を売り込んで、ドロシー役を手に入れたと言われている。日本劇場公開は、1979年10月6日。
さんざん言い尽くされているように、(当時、34歳だった)ロスは明らかなミス・キャストであるし、当時、思想家、ワーナー・イアハードの「トランスフォーメーション」という概念に傾倒していたというジョエル・シュマッカーの脚本には、どこか自己啓発的な臭気がしないでもないが(ファンタジー・ミュージカルというジャンルのおかげで、その臭気は巧みに抑えられているが…)、やはり、圧倒的な歌と踊りに、抗しがたい魅力がある作品だ。
L・フランク・ボームの児童文学『オズの魔法使い』(と同時に、映画版の『オズの魔法使』にも多大な影響を受けているだろう)をオール黒人キャストで舞台化した"The Wiz"の映画化作品。モータウンとユニバーサルの共同製作。当初、監督は、ジョン・バダムに決定していたが、主演が、予定されていたステファニー・ミルズではなく、ダイアナ・ロスになったことで、バダムが監督を辞退した。ロスは、モータウンの社長、ベリー・コーディに積極的に自身を売り込んで、ドロシー役を手に入れたと言われている。日本劇場公開は、1979年10月6日。
さんざん言い尽くされているように、(当時、34歳だった)ロスは明らかなミス・キャストであるし、当時、思想家、ワーナー・イアハードの「トランスフォーメーション」という概念に傾倒していたというジョエル・シュマッカーの脚本には、どこか自己啓発的な臭気がしないでもないが(ファンタジー・ミュージカルというジャンルのおかげで、その臭気は巧みに抑えられているが…)、やはり、圧倒的な歌と踊りに、抗しがたい魅力がある作品だ。