新版おんがくドリル5 (応用編) (ピアノ教室テキスト) の感想

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ピアノ教室で、ソルフェージュレッスンの際に使用しています。
１〜4巻はまあまあ使いやすいです。ちょっとくどいというか、一つ一つの項目についての課題数が少なくて物足りないですが。
5巻に入ると、音階と音程、和音等の学習が入ってきます。音程はいきなり完全系、長短系に入るとついていけない生徒もいるので少し丁寧なほうが良いとは思いますが、やはりくどく感じます。
暗記しなければならないことをしてしまえば後はたくさん問題を解くほうが良いでしょう。音階、音程、和音は5巻から少しずつ導入していく方法ではなく、項目別に徹底的にやるほうが理解度も深まると思います。このドリルのシリーズは広く浅くで、小学生が本格的な楽典の学習に入る前の準備体操のようなものかな。音階の勉強から先はきちんと楽典の本を購入して勉強しないと音大受験には足りません。そういう意味では中途半端な教材です。