円谷ヒーロー ウルトラ怪獣全史 (講談社MOOK) の感想

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前刊円谷ヒーロー ウルトラマン全史 (講談社MOOK)と似たつくりです。

ウルトラＱからウルトラマン８０、そしてミラーマンやジャンボーグＡ、ファイヤーマン、さらにはアステカイザーやアイゼンボーグ、スターウルフ、珍しいところではアトラク怪獣２００４などの主な登場怪獣星人宇宙人超獣などのスチール写真が多数。ごく一部に画面撮り。ほとんどカラーページですが、後半が一部白黒です。

全ての怪獣を網羅している訳ではなく、代表的なもの、良いもの、珍しいスチール写真を選択して掲載しているように思います。例えばウルトラマンだとジェロニモン、セブンですとバド星人などは取り上げられておりません。一方、四つんばいのゼットンのカラー写真やウルトラファイトでハサミが取れながらも戦い続けるゴドラの画像があったりｗ

不満がないのは、各怪獣の写真に付けられた解説が良く練られていることと、画像の美しさ、大きさ、そして本商品の価格のおかげですね。

作品の選択は、ブルーレイやＤＶＤが発売されているものに限定されているかも知れません。よって「こんな作品があったか！」というような作品は取り上げられておりません。

インタビューは、開米栄三氏と品田冬樹氏。また、途中途中に上原正三氏や池谷氏、井口氏、田口氏等のコメントもちりばめられています。

また当時発売されていたプラモデルのボックスアートなどのマーチャンダイズ資料も。

個人的に気に入ったのは、炎の中に立つベムスターの勇姿。

前刊同様、当時のおともだちも楽しめる、大変お買い得な本書だと思います。