宇宙即我に至る道〈下〉坐禅の作法の原点『天台小止観』の解説 (現代の釈尊高橋信次師とともに) の感想

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タイトル宇宙即我に至る道〈下〉坐禅の作法の原点『天台小止観』の解説 (現代の釈尊高橋信次師とともに)
発売日販売日未定
製作者園頭 広周
販売元正法出版社
JANコード9784915582080
カテゴリ人文・思想 » 宗教 » 仏教 » 仏教入門

購入者の感想

「宇宙の真理」を知りたいために、私も学術書から一般書まで、
様々な宗教書や物理学書などを硬軟取り混ぜて拝読するが、
その中でもやはり、高橋信次氏と園頭広周氏ほど、私の潜在意識
を揺さぶり、厳しい選択眼に堪え、霊的に本物だと認めた宗教者
は他にない。

「霊能」も無く、およそ霊の存在や、輪廻転生を知らない、
或いは否定する無知蒙昧の宗教者や、様式美に陥り、
観光仏教、葬式仏教、宗教法人の学校経営、誤った修行や
作法の手順など形式主義に終始した名誉職の職業僧侶、
高僧と言われる人までもが「真理」に無知なままに、単なる
風流人か知識人どまりの宗教家が跳梁跋扈しているが、
いま一度、それがどれだけ人心を惑わす罪深い行為であるか
悔い改めて欲しい。

本書は、上巻の著者の自伝的物語に引き続いて、
いよいよ本題の宇宙即我の境地に至る為の道程を説く。
釈迦やキリストが本当に言いたかったことは本書を読めばよく
わかる。そして、人が何のために存在するかもよくわかる。
釈迦は単なる倫理研究家でも道徳家でもましてや哲学家でもない。
それらを超越したやはり「救世主」であった。キリストも然りで
ある。
そういったことが、最近よく分かる様になってきた。

本書は、一言では天台大師が説かれた摩訶止観の解説書であるが、
釈迦が説かれたことが体系的に意味付けを持って語られる。
天台小止観の方法論も、目的も、なぜそれが必要なのかも詳細が
述べられているので一読して欲しい。
天台小止観にとどまらない宇宙の真理、真実が多く書かれている。

人がなぜ生きるのか?何のために生きるのか?どうすれば人は
迷いの境涯から解脱することが出来るのか?

「神」の目的が何であるのかは、今もって私には分からないが、
それを差し引いても、本書は多くの悟りへの示唆を与えてくれた。

人生で出会った書物のうちでも、もっとも大切な本に入る一冊である。

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