空鉄今昔 昭和から平成へ 空から見る鉄道変遷 の感想
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参照データ
タイトル | 空鉄今昔 昭和から平成へ 空から見る鉄道変遷 |
発売日 | 販売日未定 |
販売元 | 講談社 |
JANコード | 9784062199049 |
カテゴリ | ジャンル別 » ビジネス・経済 » 産業研究 » 交通 |
※サンプル画像
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購入者の感想
元祖空鉄カメラマンとも言うべき花井健朗氏が主に1980年代に撮った写真と、空鉄という言葉の生みの親である吉永陽一氏が最近撮った写真を合わせて掲載した一冊。書名からは、同じアングルから写した2枚の写真の新旧比較という内容が思い浮かぶが、アングルは、或る程度偶然に委ねられるし、吉永氏が、花井氏の写真を意識しながらカメラを構えたわけでもないはずなので、同じ(またはほぼ同じ)アングルから捕らえられた写真はそれほど多くない。それだけに、企画段階の構想と比べ、やや焦点が曖昧になっているように感じられる箇所もある。とは言え、今ではまるで様変わりした場所の古い写真には、それだけで価値があると言える。また、洋泉社から出版された吉永氏の前著が全ページがカラーだっただけに、過去の「空鉄」シリーズ同様ところどころ白黒ページが挟まっている点には物足りなさを禁じ得ない。両氏の対談では、空からの撮影ならではの苦労話が披露されており、興味を惹くが、空から写した鉄道写真も、そろそろ当初の新鮮味が薄れて来た感があり、評価は4とする。