Webサービスのつくり方 ~「新しい」を生み出すための33のエッセイ (Software Design plus) の感想

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著者は「ボケて(bokete)」の開発者。
Webサービスを作っていく手法を心構えから企画、開発、運用、宣伝などを解説。
タイトルからしてお堅い教科書のようで実は有名人ブログを読んでいるかのようにスラスラと読める。
普段からWebサービスを使っていると、このアイデアはどう閃いてどういう工程や技術で作るのか?気になっていた。
しかし、書店に行けばHTMLやPHPなどの個別の技術に関する本はたくさんあるものの、その疑問に答えてくれる書籍は皆無だった。
今回、本書読んで頭の整理ができたと思う。
ただ、私個人はプログラミングは全く分かりませんが、こんな感じなんだなとわかれば良いかなと。

大手IT企業に勤めると「大ヒットさせなければ!」と社内外から猛烈なプレッシャーに押され、
安易に今流行りの有名人の起用や既にヒットしたサービスに似たモノを作り出している。
そんな商業的なことは一切気にすることなく、気楽にWebサービスの作り方を理解する。
胡散臭い「儲ける」「稼ぐ」的な話も一切ございません。
「とりあえず作ってみましょう!話はそれから・・・」と言う感じ。
とはいえ、Webの仕事に限らずこの段取りや企画練りは異業種でも参考になると思いますので、
読んで損はないと思います。