人と細菌―17‐20世紀 の感想
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参照データ
タイトル | 人と細菌―17‐20世紀 |
発売日 | 販売日未定 |
販売元 | 藤原書店 |
JANコード | 9784894344792 |
カテゴリ | ジャンル別 » ノンフィクション » 科学 » 医学 |
購入者の感想
今から26年ほど前に岩波文庫「微生物の狩人」を読んで以来久々に夢中で読みました。
顕微鏡を作成したのは実は誰か?からの記述に始まり、なぜレーフェンフックは当時としては精度の良い顕微鏡を作ることが出来たのか?そして自ら作った顕微鏡であらゆる物を拡大して自らの目で見ることによる驚きと疑問。そして顕微鏡が徐々に広まるにつれて、それまで自然発生で生じていたとされる生き物が実はそうではない事の発見や不治の病(ペスト、コレラ、梅毒、結核其の他)は実は細菌が原因では無いか?の過程のもとさまざまな医者が、それを突き止めようとする苦悩や失敗、古い考えや固定観念にしばられた人々や学会との対立等を余すところ記述されています。800ページ近くありますが「微生物の狩人」よりはるかに詳しく且つ詳細な記述がされており、コッホ、パスツール、其の他の研究者個人の記述も十分にされておりページ数の多さを感じさせなく読める本です。
ただ、少し価格が高いかな?とは思いますがそれだけの価値はあると思います。
顕微鏡を作成したのは実は誰か?からの記述に始まり、なぜレーフェンフックは当時としては精度の良い顕微鏡を作ることが出来たのか?そして自ら作った顕微鏡であらゆる物を拡大して自らの目で見ることによる驚きと疑問。そして顕微鏡が徐々に広まるにつれて、それまで自然発生で生じていたとされる生き物が実はそうではない事の発見や不治の病(ペスト、コレラ、梅毒、結核其の他)は実は細菌が原因では無いか?の過程のもとさまざまな医者が、それを突き止めようとする苦悩や失敗、古い考えや固定観念にしばられた人々や学会との対立等を余すところ記述されています。800ページ近くありますが「微生物の狩人」よりはるかに詳しく且つ詳細な記述がされており、コッホ、パスツール、其の他の研究者個人の記述も十分にされておりページ数の多さを感じさせなく読める本です。
ただ、少し価格が高いかな?とは思いますがそれだけの価値はあると思います。