SONY ステレオポータブルラジオ ブラック SRF-18/B の感想

345 人が閲覧しました

コンパクトな筐体に、ステレオスピーカー搭載。
本体カラー毎に違うフォント文字の採用。
乾電池とACアダプターの2電源方式対応など、機能とデザインの両面に
こだわった久々にSONYらしさを感じるポータブルラジオです。

従来のポータブルラジオにはなかった機能として、音声入力および出力端子を
装備（φ3.5mm）しており、付属の接続コードでポータブルプレーヤー
（WALKMANやPSP、スマートフォン 等）に接続して外部スピーカーとして使用できます。
また、出力端子の使用では音声端子入力を備えたICレコーダーや、
ダイレクトエンコードに対応したWALKMAN等にラジオ番組を録音する事も可能です。

ユニットもカラー別に違う筐体デザインを採用しており
（ただし、White、Blackは同一のスクェアデザイン）
特にピンクの鮮やかな色とサークルパターンは一際目を引きます。

ラジオの性能は横置きタイプの FM STEREO / AMの2バンド。
6段式のFM用の長いロッドアンテナ（最長：約430mm）を装備(ICF-P21と同じ仕様)
AM用のバーアンテナ（長さ：約60mm）を内蔵しています。
周波数同調は従来のポータブルラジオと同じインジケーターランプを装備しているので
簡単に周波数を合わせる事が出来ます。

不満な点は、音質が良くない事。
既存モデルの ICF-51と同仕様のスピーカーを採用している（80mW + 80mW）影響からか
中低音領域と、スピーカーの出力が物足らない期待ハズレの結果でした。
せっかくステレオスピーカーを採用したのですから若干コンパクト性を犠牲にしても
スピーカーサイズや出力性能等にこだわった仕様にして欲しかったです。

付属品のポータブルプレーヤー等に接続するコード（φ3.5mmｽﾃﾚｵﾐﾆﾌﾟﾗｸﾞ⇔φ3.5mmｽﾃﾚｵﾐﾆﾌﾟﾗｸﾞ）も
本体内部に収納する工夫を検討して欲しかったです。