まんがでわかる D・カーネギーの「人を動かす」「道は開ける」3 (まんがでわかるシリーズ) の感想
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参照データ
タイトル | まんがでわかる D・カーネギーの「人を動かす」「道は開ける」3 (まんがでわかるシリーズ) |
発売日 | 販売日未定 |
販売元 | 宝島社 |
JANコード | 9784800246301 |
カテゴリ | ジャンル別 » 人文・思想 » 倫理学・道徳 » 人生論・教訓 |
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購入者の感想
人気シリーズ「まんがでわかる D.カーネギー」の3巻目。前作は「人を動かす」を
中心に据えていたが、今回は「道は開ける」を中心に扱っている。
芸奴としての先輩、小いちに育てられながら着実に成長をしていく主人公こずえ。
こずえの成長にカーネギーイズムが絡んでくるのは、これまでと同様の仕掛けだ。
本作では、小いちに憧れ、小いちを目指し、一歩ずつ確実に成長しているこずえ
が、真の自分らしさを発見し、「道を開いて」いこうとする物語。
後輩に気づきをもたらす存在になりながらも、自分の成長の実感を得られず、い
つの間にか、小いちのコピーを目指すようになっていたことで、本当の自分らしさ
を見失っていたこずえが、守破離でいえば「破」に到達し、やがて独り立ちを果た
そうとするところで物語が終わる。小いちと主人公の兄悦郎が目出度く結婚する
上に、こずえにも恋を予感させる物語も、予想できたとはいえ、面白い。
D.カーネギーを読むのが大変と思える読書に馴染んでいない方が、カーネギー
の教えを得るには、この3巻は大変有用だと思う。
中心に据えていたが、今回は「道は開ける」を中心に扱っている。
芸奴としての先輩、小いちに育てられながら着実に成長をしていく主人公こずえ。
こずえの成長にカーネギーイズムが絡んでくるのは、これまでと同様の仕掛けだ。
本作では、小いちに憧れ、小いちを目指し、一歩ずつ確実に成長しているこずえ
が、真の自分らしさを発見し、「道を開いて」いこうとする物語。
後輩に気づきをもたらす存在になりながらも、自分の成長の実感を得られず、い
つの間にか、小いちのコピーを目指すようになっていたことで、本当の自分らしさ
を見失っていたこずえが、守破離でいえば「破」に到達し、やがて独り立ちを果た
そうとするところで物語が終わる。小いちと主人公の兄悦郎が目出度く結婚する
上に、こずえにも恋を予感させる物語も、予想できたとはいえ、面白い。
D.カーネギーを読むのが大変と思える読書に馴染んでいない方が、カーネギー
の教えを得るには、この3巻は大変有用だと思う。