知らないと取り返しがつかない 不動産投資で陥る55のワナ の感想

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不動産投資の書籍には、射幸心を煽り、ブランディングが目的の胡散臭い本が溢れているが、この本は、そのような書籍とは一線を画しており、投資を始めるに当たって知っておかなければならないリスクを、非常に分かりやすい言葉で警告してくれており、私のような、これから不動産投資を始めようと考えている投資初心者には、とても役立つ内容だった。

多くの点でなるほどと思わず膝を打つことあったが、とりわけ、最終章にあった、「投資家同士の横のつながりは必要か？」は面白かった。「投資という行為はどこまで行っても孤独な行為である」、だから、群れて不安をなめ合ったり、カリスマメンターに心酔して自分を見失うような行為はダメですよ、最後は自分自身の努力と決断です、という諭しは、初投資を前に緊張している私の心にしみ込んできた。今後の道標の1つとしたい。