The Owl and the Pussycat (Paul Galdone Classics) の感想
132 人が閲覧しました
参照データ
タイトル | The Owl and the Pussycat (Paul Galdone Classics) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | Paul Galdone |
販売元 | HMH Books for Young Readers |
JANコード | 9780899198545 |
カテゴリ | Formats » Accessories » Journals » Baby |
※サンプル画像
購入者の感想
他に2冊の和書、3冊の洋書で読みましたが、私の一番のおすすめはこのCLARION社版です。何よりも安い! イラストは楽しくて、キレイ! 他の本のイラストは、実際のフクロウと猫に服を着せただけとか、まるで二人が陶磁器でできているかのようで、ちょっとガッカリ。
“フクロウと仔猫ちゃんは海へ出た。うつくしいサヤエンドウ色のボートに乗って。いくらかの蜂蜜と、たっぷりのお金、五ポンド札でくるみ込んで…。仔猫ちゃんはフクロウに言いました。「ケッコン式を挙げましょう! 私たち、ながく待ちすぎちゃったわ!」” と、これを男の視線にして言い換えると、
“あこがれの彼女と初デートだ。うすいグリーンの車で海辺へ向かった。軍資金はたっぷり、彼女の化粧はバッチリ…。彼女がこう切り出した。「二人っきりで休めるところはないの? ちょっと遅くなっちゃったわ」”
もともととてもなまめかしい物語で、読者としては冒頭から夢想を抱きながら読み進めたくなってしまいます。やがてこの二人は抱き合うんだろう、愛し合うんだろうな、と。でもそこで二人の羽毛や毛皮の質感が陶磁器のように硬くて冷たかったら、シラケてしまうよ。
このCLARION社版のイラストは、二人の恋人としての羽毛と毛皮の質感が、水彩でとてもキレイに描かれています。イラスト担当のGaldoneさんがそこをよく研究しているのがわかるのが、ブタが鼻さきに結婚指輪をさげて登場するところのイラストです。
一点だけ残念な点をあげるならば、私が図書館で見つけた本は日本で印刷されていたのですが、最近のこの本は中国で印刷がされていることです。安くてとてもいい本なのに印刷所をとられてしまった! まぁそのおかげで安価なのだし、息がながい本だということがわかります。とにかくいい本です!
“フクロウと仔猫ちゃんは海へ出た。うつくしいサヤエンドウ色のボートに乗って。いくらかの蜂蜜と、たっぷりのお金、五ポンド札でくるみ込んで…。仔猫ちゃんはフクロウに言いました。「ケッコン式を挙げましょう! 私たち、ながく待ちすぎちゃったわ!」” と、これを男の視線にして言い換えると、
“あこがれの彼女と初デートだ。うすいグリーンの車で海辺へ向かった。軍資金はたっぷり、彼女の化粧はバッチリ…。彼女がこう切り出した。「二人っきりで休めるところはないの? ちょっと遅くなっちゃったわ」”
もともととてもなまめかしい物語で、読者としては冒頭から夢想を抱きながら読み進めたくなってしまいます。やがてこの二人は抱き合うんだろう、愛し合うんだろうな、と。でもそこで二人の羽毛や毛皮の質感が陶磁器のように硬くて冷たかったら、シラケてしまうよ。
このCLARION社版のイラストは、二人の恋人としての羽毛と毛皮の質感が、水彩でとてもキレイに描かれています。イラスト担当のGaldoneさんがそこをよく研究しているのがわかるのが、ブタが鼻さきに結婚指輪をさげて登場するところのイラストです。
一点だけ残念な点をあげるならば、私が図書館で見つけた本は日本で印刷されていたのですが、最近のこの本は中国で印刷がされていることです。安くてとてもいい本なのに印刷所をとられてしまった! まぁそのおかげで安価なのだし、息がながい本だということがわかります。とにかくいい本です!