Chronicles of Ancient Darkness #4: Outcast の感想

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時は6000年前，北極圏のヨーロッパ．3冊目で Soul Eater の刺青を胸に付けられた Torak はこれを必死に隠そうとするが，Seal Clan の少年と喧嘩して見られてしまう．その結果全部族リーダーの総意により村八分(追放)処分になる．こうなると，Wolf はいるが Renn がいない状況になる．話は悲劇的緊張と魔術的雰囲気の下に緊密に進行する．逃亡の途中で Renn に教えて貰った刺青消しの魔法を試みるが，完全には成功せず，傷と魔力が残る．Torak に印を付けた Soul Eater (Viper Mage)の誘いに乗せられ，氷河に接した Axehead 湖に辿り着いた時にはオオカミ語も話せなくなるほど，胸の印の魔力で Torak の心は衰えていた．どん底から自力で立ち直る途中で raven (ワタリガラス)二羽を使い魔として手なずけ，癒しの泉で傷を治した時，Viper Mage につかまるが，全くの奴隷にはならない．この状態から大逆転まで，書くわけには行かないが，湖のほとりに集まった人達に来るべき洪水を予知警告して名誉回復の基礎を作り，最後に Renn とSeal Clan の Bale との連携プレイで Viper Mage を滅ぼし，湖に平和を回復する．あと残る Soul Eaters は二人だけである．次の二冊で始末するのだろう．なお, Renn は初潮を見, Torak は変声を終え，二人とも大人になった．5 冊目は Oathbreaker である．