The Pregnancy Book の感想
156 人が閲覧しました
参照データ
タイトル | The Pregnancy Book |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | William Sears |
販売元 | Little, Brown and Company |
JANコード | 9780316779142 |
カテゴリ | » 洋書 » By Publisher » Hachette |
※サンプル画像
購入者の感想
The Baby Bookのシアーズ博士夫妻の妊娠・出産ガイド。前書同様、
底流にあるのは、胎児と両親が主役という哲学。これまでの妊娠・出産指南
書の多くが、母親の不安をかえってかき立てるような、「こうあらねばなら
ない」「こうすべき」という、サービスを提供する側や、第3者の論理に
よって書かれていたとの、全くの対極にあるのが、本書である。
日本の産院での、サービスがむしろ医療技術面と、過剰なサービスの
不用意な充実に向かうなか、妊娠・出産をとおして、家族としてのまとまり
=きずなの大切さを強調する本書の意義は、むしろ日本においてこそ大き
い。その点で、本書が自宅あるいは助産院での出産や、家族同伴での出産
(特に兄弟・姉妹の役割など)に頁をさいている点に、私は注目して!いる。
底流にあるのは、胎児と両親が主役という哲学。これまでの妊娠・出産指南
書の多くが、母親の不安をかえってかき立てるような、「こうあらねばなら
ない」「こうすべき」という、サービスを提供する側や、第3者の論理に
よって書かれていたとの、全くの対極にあるのが、本書である。
日本の産院での、サービスがむしろ医療技術面と、過剰なサービスの
不用意な充実に向かうなか、妊娠・出産をとおして、家族としてのまとまり
=きずなの大切さを強調する本書の意義は、むしろ日本においてこそ大き
い。その点で、本書が自宅あるいは助産院での出産や、家族同伴での出産
(特に兄弟・姉妹の役割など)に頁をさいている点に、私は注目して!いる。