アイデアのつくり方 の感想

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参照データ

タイトルアイデアのつくり方
発売日販売日未定
製作者ジェームス W.ヤング
販売元阪急コミュニケーションズ
JANコード9784484881041
カテゴリジャンル別 » 人文・思想 » 心理学 » 心理学入門

購入者の感想

アメリカの最大の広告代理店・トンプソン社の最高顧問であった、
著者が書いた本ですね。
広告代理店協会の会長も務めたことがあるようです。

まず、驚いたのは増版の回数。1988年に初版が発行されたよう
ですが、2017年までに70回も増版されています。

あとは、ページ数です。この本自体もたった100ページですが、
後の40ページは解説で、本編自体は60ページで終わりです。

キャッチコピーは60分で読めるとなっていますが、実際は60分
以内で読み切ってしまいます。

で、内容ですが、「本当に必要なことだけを書いている」と言う
感じです。具体例も極限まで絞ってアイデアの原理と方法のみを
書いています。

本書から読み取ったのは

●原理・原則
アイデアとは既存の要素の組み合わせだけ

●方法
1、課題を解決するための資料と一般的な知識の資料を絶えず集める。
2、集めた情報をどのように組み合わせるか、組み合わせることができる
  か、頭の中で咀嚼する。
  (浮かんだ組み合わせは紙に書いておく)
3、一旦すべて考えてきたことを横に置く。意識の外に出す。
4、絶えず考えておき、ひらめきを待つ。(で、突飛な時にひらめく。)
5、出てきたアイデアを具体化し展開させる。

書かれてある要素を抜き出すと、これだけです。

非常にわかりやすくまとめられている反面、使うには技量と努力が
必要と思います。

何もないところから突然アイデアは生まれるわけではないと思います
ので、努力は当然必要ですが。。

アイデアの出し方が分かりやすくまとめられています。

ポイントをまとめると、このまとめ通りですが、一度手に取って読ま
れることをおススメします。

ぜひ読んでみてください!

では!!

この様な本を言うのだろう。

この本の書き出しは、広告業界の人に対するメッセージであるが、その仕事に携わっていない人にとっても、この本は一読しておく価値を十分含んでいる。

特に、アイデアが作られる全過程ないし方法と言い切った1.資料を収集する作業(カード・スクラップブック)2.パズルを組立てる(書き留める、すぐにあきらめない)3.一旦放棄し、他の刺激(音楽・演劇)を求める4.常にそれを考えていること(いつ思いつくかは誰にもわからない)5.アイデアを世に送り出す(駄作か秀作かは世間に委ね、秀作は一人歩きする)この5つは、どの分野に携わる人にも有益である。

この本で紹介される方法に異議を唱える人はいないだろう。
「どうしたら、ひらめきがうまれるか」という手順(頭のつかい方)そのものを説明したのではない。
「ひらめきがでるとしたら、こういう過程があったはずだ」ということを説明した本であると思えばよいだろう。
本文の短さが、とてもよい。
複雑な手順を踏ませるような、いわゆるハウツーものとは全く違う。
アイディアは誰だって思いつくことができる。
誰だってできることだから、本質は短く記述できるにきまっている。
本書の通りに実践することは、誰でもできる。
しかし、ひらめきがでるかどうかは、確率の問題になるのかもしれない。
ただし、本書の方法を実践すれば確率は「ぐぐっと」高くなるだろう。

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