税務調査官の着眼力 の感想

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本書を刊行している中央経済社の雑誌『旬刊・経理情報』に掲載された本書の書評を拝見した。似たような感想を持ったが、国税調査官が絶対ではないということに励まされる一方、彼らの眼力にはやはり頭が下がるばかりだ。書評でとくに気になったのが、最後の箇所だ。「書名の『着眼力』について、「着眼＋力」なのか「着＋眼力」なのか」。これを読んで、何かストンとはまった気がした。著者の思いは、間違いなく「着＋眼力」だろう。なぜなら、調査官の眼力を身につけることがこの本の主眼だと感じたからだ。ちょっといい書評だった。もちろん本もいい。