知らないと恥をかく世界の大問題4 日本が対峙する大国の思惑 角川SSC新書 の感想
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参照データ
タイトル | 知らないと恥をかく世界の大問題4 日本が対峙する大国の思惑 角川SSC新書 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 池上 彰 |
販売元 | 角川マガジンズ |
JANコード | 9784047316034 |
カテゴリ | ジャンル別 » 社会・政治 » 政治 » 政治入門 |
購入者の感想
シリーズ第4弾、刻々変わる世界や日本の情勢を、コンパクトにまとめてくれているので、頭の整理整頓に役立つ。そして世界を巡ってから日本を問う、という構成もいい。
“世界のエネルギー地図が書き換えられる”の章だけでも、アメリカを起点に、世界を巡り、日本も変わっていく可能性を示している。つまり、アメリカで「シェールガス」の生産が急増している。そこで、アメリカの経常収支の赤字が減り、基軸通貨−米ドルの権威が戻る可能性が出てきた。またアメリカの中東外交に影響が出てくる。ペルシャ湾のシーレーン(石油タンカーの通る海)に艦隊を置く必要がなくなり、アメリカの経費削減となる。すると高値で液化天然ガスを買っている日本は、アメリカから輸入出来るようになり、価格の解消が起こるかもしれない….などなど
2020年に東京オリンピックの招致が決定した。新しい要素を加えて、世界そして日本のベクトルは、どうなるのか。シリーズ第5弾が楽しみである。
“世界のエネルギー地図が書き換えられる”の章だけでも、アメリカを起点に、世界を巡り、日本も変わっていく可能性を示している。つまり、アメリカで「シェールガス」の生産が急増している。そこで、アメリカの経常収支の赤字が減り、基軸通貨−米ドルの権威が戻る可能性が出てきた。またアメリカの中東外交に影響が出てくる。ペルシャ湾のシーレーン(石油タンカーの通る海)に艦隊を置く必要がなくなり、アメリカの経費削減となる。すると高値で液化天然ガスを買っている日本は、アメリカから輸入出来るようになり、価格の解消が起こるかもしれない….などなど
2020年に東京オリンピックの招致が決定した。新しい要素を加えて、世界そして日本のベクトルは、どうなるのか。シリーズ第5弾が楽しみである。