陰獣たちの贄 (キャラ文庫) の感想

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参照データ

タイトル陰獣たちの贄 (キャラ文庫)
発売日2015-07-25
製作者西野 花
販売元徳間書店
JANコード9784199008054
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » ボーイズラブノベルス

購入者の感想

表紙から想像できると思いますが、4Pものです。

特殊な本家の当主として後を継ぎながらも、落ちぶれていく家に翻弄され疲弊した斎(いつき)が、本家と敵対する分家の法事に呼ばれた日を境に、自分の運命がガラリと変わっていく物語です。

いやぁ、よかったです。
やっぱり好きですねぇ・・・4Pは。

そして今回、初めて知って思い切り嵌ったのが、「淫紋」という不思議な紋様。
これが、斎の体を淫らに変えていくのです。 
何とも不思議な呪術に、すごく萌えました。

斎に対する弘将のエロ甘さが、最初から最後まで、どこともなしにほのかに漂っているのが、これまた良くて。。。
3人兄弟に共有され、体を変えられていく斎の様子は、エロいですし・・・。
Hも、濃いめ。

受の性格が好きかどうかで評価が変わるかもしれませんが、私は何が起きても斎に対する嫌悪感は感じなかったので、評価は高めです。
唯一、攻めの3人兄弟の中でも次男の弘将が話の中心人物になっており、長男と三男の人柄とかの印象は薄めなのが、物足りないといえば物足りなかったですが・・・。

ただ、「快楽刑」を読んでいる方にとっては、インパクトは薄く感じるかもしれませんね。
(どことなく、2作に通じるものあるような気がしますので・・・)

とりあえず、4Pや「淫紋」に興味のある方へおススメいたします。

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