住友化学園芸 STゼンターリ顆粒水和剤 20g の感想

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微生物が原料です。いわゆる殺虫剤とは違います。

昨年シマトネリコにスズメガの幼虫（イモムシ）が
大発生してしまい、家庭菜園のパセリにはアゲハの幼虫が。

大きいのは取ってしまえばいいのですが、
問題は卵からかえってすぐの幼虫。
シマトネリコは高い木なので小さい幼虫を見つけるのは困難です。

殺虫剤を使う事自体にあまり抵抗はありませんが
住宅密集地で周りは小さいお子さんがいたり、犬猫を飼っていたりして
化学薬品はうかつに使えません。

そこで見つけたのがこれです。
霧吹きに水とこれを入れてシャカシャカ振れば殺虫液が完成。
においはほとんどありません。ちょっと発酵臭がするかな、と言う感じです。
吹き付けて２〜３日すると
完全にイモムシがいなくなります。
一口食べた時点で麻痺が起こるので食害は最低限に抑えられます。

アルカリ性の胃液にだけ反応するので、
酸性の胃液を持つヒトや動物は食べても害はありません。
家庭菜園の野菜にも使えます。物によりますが、ほとんどの野菜は収穫の前日まで散布できます。

溶液は作ったその日に使い切らないと、余った溶液が発酵して一晩でものすごく臭くなります。
余ったら花などに散布すると
厄介なヨトウムシやイナゴ、ショウリョウバッタが減ります。

あと、弱点として「雨が降ると流れてしまい効果がなくなる」
「ツバキなど、つるつるした葉にはつきにくい」
が挙げられるので、展着剤も加えるのがおすすめです。
同じメーカーから「ダイン」という商品名で売られていますが、
ハチミツ・砂糖でも代用できます。わたしはハチミツを使っています。

夏は帽子長袖シャツが面倒で省略すると腕の内側、おでこについてしまい、ピリピリします。
天然成分が原料でも油断しないで完全装備が必要です。
強力なことに変わりはないので、用心がいると言う意味で★４つです。

説明書に書かれているのですが、