魔法少女おりこ☆マギカ [別編] (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ) の感想

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まどか☆マギカのスピンオフ作品おりこ☆マギカの番外編です

前作のおりこ☆マギカでは活躍の場を前半は杏子 中盤はマミさん 後半はほむほむとまどか☆マギカのキャラに奪われ続けた主人公の織莉子さんですがこの番外編ではまどか☆マギカのキャラはキュウべぇ以外出てこないためちゃんと主人公らしくなってます（表紙を見れば分かる通り織莉子さんが主人公らしくデカデカと描かれています ようやくこの番外編で主人公らしい扱いをされて心なしか嬉しそうに見えますね）

内容は雑誌のきらら☆マギカに連載されていたものと同じでキリカの過去や周りから嫌がらせをされる織莉子 親から虐待されるゆま そして新たなる魔法少女（叛逆の物語とは関係はない）などが描かれています
それに加えきらら☆マギカでは描かれていなかった心温まるオマケの話もあります（←オマケなので短いですが）

個人的に魔法少女○○☆マギカは好きでこの番外編も楽しめたので星は5つです
ただ周りからの評価はあまり良くないのでもしかしたら人を選ぶ作品なのかも…？

２０１１年発売のおりこ☆マギカの外伝的作品。

絵・・ホントに同じ人が描いたの！？って言うくらい前作と変わって、癖が少なくなりとても可愛らしい絵柄になっています
　　　特に茂みから登場した時のゆまちゃんはホント可愛かった…！
　　　戦闘シーンも大きな問題はないと思います

内容・・前作に登場したオリジナルキャラクターの美国織莉子、呉キリカ、千歳ゆまちゃんがメインのストーリーで
　　　　描写不足だったこの子達のキャラクターを掘り下げる内容になってます
　　　　キリカちゃんが過去を清算し、成長する「noisy citrine」（２話構成）
　　　　織莉子さんメインの、ゆまちゃんを救うお話「symmetry diamond」（３話構成）
　　　　後日譚「the last agate」（短編）　　で全６話です

おりこ☆マギカ本編とは違う時間軸の話のようで、本編の切羽詰った状況と違うからか全体的に人物の性格が丸くなってます
特にキリカちゃんは変わった子、感がだいぶ薄れましたね
シリアスな場面もありますが、最後には優しく終わる、そんな話になってると思います
個人的には新キャラの魔法少女の子も好きなんですけど……。
あと、アニメ本編の人物はキュゥべえを除いて登場しません

まとめ
前作を読んだ方で話のテイストが違っても大丈夫なら、いいと思います！
絵的にも話的にも割と読みやすい内容になっているのでそこそこオススメです
あとあくまで、織莉子さん達の話なので原作キャラはほぼ出ません。
そこだけは注意しましょう