タカラヅカが好きすぎて。 の感想
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参照データ
タイトル | タカラヅカが好きすぎて。 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 細川 貂々 |
販売元 | 幻冬舎 |
JANコード | 9784344025622 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » 文学・評論 » エッセー・随筆 |
購入者の感想
宝塚初心者には、とてもわかりやすい入門書だと思います。
地方在住のためなかなか機会がなかったのですが、思いきって新幹線に乗り、観劇してきました。ありがとうございました。
地方在住のためなかなか機会がなかったのですが、思いきって新幹線に乗り、観劇してきました。ありがとうございました。
イラストレーターのハナノミチル(31)は、編集のヅカファンの人に誘われて、2006年花組公演「洛陽のパレルモ」で、当時男役トップスターだった春野寿美礼のセリフ「僕たちはもう出会ってしまったんだ」のセリフに胸を撃ち抜かれ恋に落ちる。当初は、その公演のDVDを購入して繰り返し観て夢の世界に浸っているだけで幸せだったのだが「わたしって欲深い女ね」と気づいてしまい、他のDVD観たさに、あの「宝塚スカイステージ」に加入、宝塚専門雑誌2種類を年間定期購読し、ネットで春野さんの切り抜き100枚を2万円で購入、もちろん友の会にも入会、観劇の日々が始まるのだが、退団というものがあることを知り愕然とするミチル。大好きなあの人といつか別れの日が来るなんてと落ち込んでいると、友達のカナホちゃんから「スミレの国へ行きなよ、そして帰ってくるのをわたしが見届けてあげる」とこころ強い言葉をもらって、完全燃焼への日々が始まるのであった。
宝塚というイメージとはそぐわない流麗でもなんでもない漫画エッセイですが、苦手なものがたくさんあったミチルが宝塚のおかげでそれを克服していくさまは、好ましく思いましたし、「退団までの期限付きの恋」ゆえに、そのハマりかたもものすごいものがあります。ただロンリーファンなので、追っかけをしたり、春野さんについての魅力をとくと語るという内容ではありませんが、楽しく読ませてもらいました。
わたしもスカイステージを観ていますが、もっぱらレビュー専門です。なのでこの本を読んでお芝居も観てみようかな?なんてことも思いました。
大阪まで日帰りで観劇に行って、ミチルは隣の席のおばちゃんに驚かれ言われます「宝塚に夢中になって身を持ち崩して、破産したコをたくさん知っているよ、なにごともほどほどにしとき」と…。
宝塚に限らないけど、それは至言ですね。ただミチルが良かったのは高塚の男役のトップさんに夢中になったので、退団までという期限があったのは、不幸中の幸いだったと思いました。
ただご主人であるツレのあとがきはいらないと思いました。
宝塚というイメージとはそぐわない流麗でもなんでもない漫画エッセイですが、苦手なものがたくさんあったミチルが宝塚のおかげでそれを克服していくさまは、好ましく思いましたし、「退団までの期限付きの恋」ゆえに、そのハマりかたもものすごいものがあります。ただロンリーファンなので、追っかけをしたり、春野さんについての魅力をとくと語るという内容ではありませんが、楽しく読ませてもらいました。
わたしもスカイステージを観ていますが、もっぱらレビュー専門です。なのでこの本を読んでお芝居も観てみようかな?なんてことも思いました。
大阪まで日帰りで観劇に行って、ミチルは隣の席のおばちゃんに驚かれ言われます「宝塚に夢中になって身を持ち崩して、破産したコをたくさん知っているよ、なにごともほどほどにしとき」と…。
宝塚に限らないけど、それは至言ですね。ただミチルが良かったのは高塚の男役のトップさんに夢中になったので、退団までという期限があったのは、不幸中の幸いだったと思いました。
ただご主人であるツレのあとがきはいらないと思いました。