【Amazon.co.jp限定】ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア2 書き下ろし4PリーフレットSS付き (GA文庫) の感想

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世界観やキャラクターは魅力的。
本編とのリンクもまた思わず「おっ」となる。

ただ、メインで登場するのが作中でも随一の強ファミリア&最強レベルの冒険者とあって危機を危機として認識できない。
予定調和じみた結末にしかならず、故に本編で感じる熱さは皆無。

また、この外伝2巻時点でも未だアイズ・ヴァレンシュタインというキャラクターが抱えるものはほとんど明かされておらず、「何を求めているのか」「何故それを欲するのか」などといった根っこの部分が見えてこないので感情移入という点でも「本編でメインヒロイン的なキャラでありながら謎に包まれた最強クラスの冒険者」であるという前提があってこその描き方しかされていない。

よって、このシリーズを単体で独立したシリーズとして評価するとその評価は辛くならざるを得ない。

大体本編の二巻の半ばまでのタイムテーブル。
本編で登場したあんなアイテムやこんな武器がどこから出てきて、どうやって彼の元に渡ったのか、そんなギミックが盛り込まれています。特に五巻で登場したとあるアイテムの存在はなかなかどうして。

お祭りが終わり、剣姫アイズ・ヴァレンシュタインの肩に４０００万の借金がのしかかった。
膨大な借金でも何とかできてしまうのが最強クラスの冒険者の凄い所。
アイズは団長のフィンやティオナ、リヴェリアたちと少数でダンジョンに入る事になった。

一方、神ロキはベートとともに情報が封鎖された事件の暗部に迫る。

１８階層で起きた殺人事件を発端に、アイズは今の自分の弱さを認識してしまう。
そして、少女は無謀ともいえる単騎による階層主ウダイオス撃破へと向かっていく。

白兎にはまた逃げられた。

アマゾン限定版二つ折りＳＳはアマゾネス姉妹の妹。大切断ティオナの男性事情について。
女子しか生まれない亜人種アマゾネス。本来は性に関して積極的な筈だが、ティオナは理想の男が思い描けない変わり種。
しかし、遠からず彼女の意識は変化する。0