Nikon 単眼望遠鏡 EDGフィールドスコープ 85-A (傾斜型) FSEDG85A(日本製) の感想
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参照データ
タイトル | Nikon 単眼望遠鏡 EDGフィールドスコープ 85-A (傾斜型) FSEDG85A(日本製) |
発売日 | 2009-05-22 |
販売元 | ニコン |
機種 | Not Machine Specific |
JANコード | 4571137583361 |
カテゴリ | カテゴリー別 » カメラ » 双眼鏡・望遠鏡・光学機器 » フィールドスコープ |
Nikon 単眼望遠鏡 EDGフィールドスコープ 85-A (傾斜型) FSEDG85A(日本製) とは
【最先端の光学技術とボディー設計により、明るく澄み渡った視界を実現】
■色収差を良好に補正するED(特殊低分散)ガラスを採用
![](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/G/09/detail/review/b0026ial8k.01.jpg)
■解像力・集光力に優れた大口径の85mm
![](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/G/09/detail/review/b0026ial8k.02.jpg)
■位相差補正コートを施したダハプリズムにより、コントラストの高い明るく自然な視界を実現
![](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/G/09/detail/review/b0026ial8k.03.jpg)
■接眼レンズの取付は、着脱が容易なロック付きバヨネット方式
![](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/G/09/detail/review/b0026ial8k.04.jpg)
■雨天時や気温差の大きな場所でも、内部に曇りが生じにくい窒素充填の防水仕様(※1)[接眼レンズ接続部、バッテリーホルダー装着部は防滴仕様(※2)]
■本体三脚座に3つの三脚ねじ穴を装備。デジスコーピング時に最適なバランス位置で三脚取付が可能
![](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/G/09/detail/review/b0026ial8k.05.jpg)
※1 2mの水深に10分間浸かっていても内部光学系に影響のない防水設計(水中では使用不可)
※2 JIS保護等級1:
機器を正規の取り付け状態にして、その上方200mm以上の高さから、毎分1mm以上の降水量で10分間水を滴下しても、機器の内部に正常な動作を阻害するような浸水がないこと
購入者の感想
FEP38W接眼(30倍)を付けて運用しています。
●光学性能
ザイデル収差は見事なまでに抑えこまれている。特に像面湾曲がほぼ無いため、非常にフラットな視界。といっても、最近の欧州御三家も視野端は端正な像を結ぶので、ライバル機と比較してどうという話にはならない。敢えて言うなら高級機にとってフラットな視界は当たり前になったと言うべきか。
色収差も綺麗に抑えこまえれている。コレに関しては”EDGが”というより、ここ数年の進歩が目醒しく、一昔前の機種とは雲泥の差を感じる。(たとえそれがスワロやツァイスであろうとも)
色再現は好みが別れると思うが、個人的には上々だと思う。スワロのように色鮮やかな寒色系とはいかず、ニュートラルな配色だと思う。ただ、ややヌケが悪いのか、曇り空+ガスが出て、光量が不十分になるコンディションでは、欧州機と比較してイエロー系の着色を感じる。そしてそのような環境だと識別能力にも差が出てくる。(Zeiss DiaScopeと比較)
光量が十分にあるコンディションの解像は素晴らしい。前述したようにライバル機と比べてややヌケが悪いため、コントラストが低い像ながら、まるで切り取った切り絵のようなシャープさで視界の中に像が浮かび上がってくる。EDG(エッジ)とはよく言ったものだ、と感心させられる。
●筐体ほか
総マグネシウム合金製で頑丈な作り・・・なのは良いが、65mmサイズにしてはやや重すぎ。これは対物セル以外を85と共有したためだとはわかっているが、それでも65でこの重さは。ピントリングはカメラレンズ同様、鏡筒の腹巻きをグリグリ回すドラム式で、無限遠付近と近距離でピントの移動量が違うので微動ネジが存在しない。(というか必要ない) これにより素早いフォーカシングが可能で実に良い。
アイピースのロック機構もニコン伝統のバヨネット式。これ以上はないというほどの信頼性だが、アイピースがずいぶんデカイ。余計重くなるのはいかがか?
●光学性能
ザイデル収差は見事なまでに抑えこまれている。特に像面湾曲がほぼ無いため、非常にフラットな視界。といっても、最近の欧州御三家も視野端は端正な像を結ぶので、ライバル機と比較してどうという話にはならない。敢えて言うなら高級機にとってフラットな視界は当たり前になったと言うべきか。
色収差も綺麗に抑えこまえれている。コレに関しては”EDGが”というより、ここ数年の進歩が目醒しく、一昔前の機種とは雲泥の差を感じる。(たとえそれがスワロやツァイスであろうとも)
色再現は好みが別れると思うが、個人的には上々だと思う。スワロのように色鮮やかな寒色系とはいかず、ニュートラルな配色だと思う。ただ、ややヌケが悪いのか、曇り空+ガスが出て、光量が不十分になるコンディションでは、欧州機と比較してイエロー系の着色を感じる。そしてそのような環境だと識別能力にも差が出てくる。(Zeiss DiaScopeと比較)
光量が十分にあるコンディションの解像は素晴らしい。前述したようにライバル機と比べてややヌケが悪いため、コントラストが低い像ながら、まるで切り取った切り絵のようなシャープさで視界の中に像が浮かび上がってくる。EDG(エッジ)とはよく言ったものだ、と感心させられる。
●筐体ほか
総マグネシウム合金製で頑丈な作り・・・なのは良いが、65mmサイズにしてはやや重すぎ。これは対物セル以外を85と共有したためだとはわかっているが、それでも65でこの重さは。ピントリングはカメラレンズ同様、鏡筒の腹巻きをグリグリ回すドラム式で、無限遠付近と近距離でピントの移動量が違うので微動ネジが存在しない。(というか必要ない) これにより素早いフォーカシングが可能で実に良い。
アイピースのロック機構もニコン伝統のバヨネット式。これ以上はないというほどの信頼性だが、アイピースがずいぶんデカイ。余計重くなるのはいかがか?