水切りヨーグルトができる容器 ST-3000 の感想

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「水切りヨーグルト」というものを知って食べてみたくなり購入。

容器内部のステンレスざるの上にヨーグルトを乗せ、あとは冷蔵庫で一日放置するだけ。
翌日にはクリームチーズを柔らかくしたようなヨーグルトと、容器の底にたっぷり溜まった乳清(ホエー)が出来る。
(２４時間しっかり放置すれば固さはよりクリームチーズに近くなる。)

味は酸味が薄れ、濃縮されてコクがありネットリしててクセになりそう。
いつもはヨーグルトにバナナを入れるが、バナナにヨーグルトを塗って食べるという新鮮な体験も出来た。
ジャムと共にクラッカーに塗って食べるのも良さそうだ。
乳清を使ったスムージー、水切りヨーグルトのティラミス、ディップソースなどの簡単レシピも付いており、思ったより用途は広そうである。
普段食べているヨーグルトに飽きた人には是非おススメしたい。

フタ・ざる・容器ともに分解でき、洗うのも簡単で清潔に保てる。
他にも市販の水切り容器はあるようだが、ざっと見る限りキッチンペーパー等を敷かなければならないものがほとんどのようである。
しかしこちらは直接ざるに乗せるだけなので手間がかからないし、栄養の宝庫である乳清が吸い取られること無く全て摂取出来る点がすばらしい。(←重要)

残念なのは、蓋がカチッとハマるタイプでは無いということ。
一応溝はあるもののただ乗せておくだけなので、もしも冷蔵庫の中で横になってしまったら確実に中身が飛び出すことになる。
また、庫内はかなり雑菌が多いので、密封式でないと何だか不安になってしまう。
念のためフタごとサランラップで覆い輪ゴムで留めてあるが、この点は是非とも改善して欲しいところである。

なお２４時間経つと乳清が２００ｍｌほど抜けるため、ヨーグルトが濃縮され、容量は見た目２／３弱程となる。
ダイエット中などで量を重視する人は乳清を抜かずに食した方が満足感を得られるかもしれない。

値段は１，７３０円(１２月現在)と少々お高いが、それらの点を差し引いても個人的には全く問題なしの製品。