KTHEAT (初回限定盤) (DVD付) の感想

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参照データ

タイトルKTHEAT (初回限定盤) (DVD付)
発売日2015-03-04
アーティストFACT
販売元インディーズレーベル
JANコード4571483866606
Disc 1 :the way down
wait
worm
stick
swallow
2-2
<3 attack
loop
feel
over
haze
Disc 2 :new element
drag
a fact of life
ape
witness
error
What Is Your Objective?
Pressure
start from here
FOSS
slip of the lip
devil’s work
the shadow of envy
I hope I’m wrong
part of it all
fog
disclosure
miles away
termination
カテゴリ » ミュージック » ジャンル別 » J-POP

購入者の感想

7枚目となる今作『KTHEAT』。メンバーの頭文字から生まれたと考えられるタイトルは、Adamが加入して6人体制となったことを改めて強調しているように感じられます。
3rd『FACT』〜5th『burundanga』は試行錯誤を重ねつつ洗練されながらも、(音楽性が)同一のベクトル上にあった作品群であったと思ってます(もっとも、FACTは常に「変わり続けること」を武器とするバンドであって、作品毎に何らかの「変化」はあったでしょう)。そしてAdamの加入をきっかけに、より新たなベクトルも示した前作『witness』は各所で良盤と評価されてます。しかし個人的には、良くも悪くも加入したAdamがそれまでのFACTの雰囲気に溶け込みすぎていることでの物足りなさも感じてしまったため、正直に言えばハマりませんでした(apeやdisclosureなどは好きでしたけど)。それから1年が経って今作を聴いてみると、前作では物足りないと感じていたAdamの影響、そして魅力が存分に反映されていることを容易に発見できた。今作の第一印象は「ハードコア」の強靭さ、ライブ感への傾倒です。これまで以上にいわゆる「聴かせる」曲が減って、ノリを重視した曲が大幅に増えていると思いました。
おそらくはFACTの持ち味でもあったバラエティ性が減って幅が狭まっただろうけど、言い換えれば「ハードコア」という音楽性へより明確に焦点を絞った作品ではないでしょうか。「変化」を恐れずに試みる姿勢は既存のファンを置き去りにするのかもしれないし、同時にこれまで届かなかった領域のファンを増やすかもしれません。個人的には内容がどうあれ、前作のAdam加入による「調和」から確かな「変化」へと振り切った今作は非常に好ましいです。
今作で目立った#3、#8のビートダウン系のグルーブ感や#4、#5、#9の重々しくドゥーミーなスロウパートなど、全ては「ハードコア」という軸において徹底されていることが、まさにFACTのストイックさだと思います。また、あざとくも分かりやすくモッシュパートを思わせる曲展開は、ライブへの期待を膨らませられました。

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