和歌の修辞法―荻野文子の特講マドンナ古文 (大学受験超基礎シリーズ) の感想
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参照データ
タイトル | 和歌の修辞法―荻野文子の特講マドンナ古文 (大学受験超基礎シリーズ) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 荻野 文子 |
販売元 | 学研 |
JANコード | 9784053016218 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » 語学・辞事典・年鑑 |
購入者の感想
和歌の修辞について教科書レベルから入試上位レベルまで解説した参考書。
解説はわかりやすいのですが、学習目標を修辞ピンポイントにすることのメリットがわかりません。
修辞以外が狙いの和歌問題には対処できませんので、むしろデメリットがあると思うのですが、なぜこういう方向性の本にしたのかが気になります。
和歌問題が苦手という受験生は山ほどいるし、難関分野でありながらセンターでも頻出というやっかいものですから、「修辞専門」の参考書ではなく「和歌問題全般」の参考書はニーズがあると思います。
修辞専門の参考書ゆえに問題になりそうな点は、、、
・解釈を問われる和歌についてであれば、本書のように修辞の知識を駆使して細かく解釈するのですが、しかし、設問に絡んでいない雰囲気の和歌が本文中にあったとき、「短時間でとりあえず処理」するにはどうするのか
・和歌単独の問題ではなく「和歌+文脈」の問題はどうするのか(和歌前後の文脈でのチェックポイントは何か)
・句切れや倒置は本書では完全にオマケ扱い
・和歌の贈答についての古文常識
ここらへんは、古文学習の上で重要事項だと思います。
不満ばかりを書きましたが、解説はわかりやすいし、暗記用の知識を一覧にしたものもついているので、教材として優れている点も多いです。
そこを踏まえて★4つです。
解説はわかりやすいのですが、学習目標を修辞ピンポイントにすることのメリットがわかりません。
修辞以外が狙いの和歌問題には対処できませんので、むしろデメリットがあると思うのですが、なぜこういう方向性の本にしたのかが気になります。
和歌問題が苦手という受験生は山ほどいるし、難関分野でありながらセンターでも頻出というやっかいものですから、「修辞専門」の参考書ではなく「和歌問題全般」の参考書はニーズがあると思います。
修辞専門の参考書ゆえに問題になりそうな点は、、、
・解釈を問われる和歌についてであれば、本書のように修辞の知識を駆使して細かく解釈するのですが、しかし、設問に絡んでいない雰囲気の和歌が本文中にあったとき、「短時間でとりあえず処理」するにはどうするのか
・和歌単独の問題ではなく「和歌+文脈」の問題はどうするのか(和歌前後の文脈でのチェックポイントは何か)
・句切れや倒置は本書では完全にオマケ扱い
・和歌の贈答についての古文常識
ここらへんは、古文学習の上で重要事項だと思います。
不満ばかりを書きましたが、解説はわかりやすいし、暗記用の知識を一覧にしたものもついているので、教材として優れている点も多いです。
そこを踏まえて★4つです。
"受験界の自称マドンナ"こと荻野先生の和歌に特化した参考書
理解しやすい順に講義調で説明されているので、
さっと読むだけなら一日で終わり和歌アレルギーがなくなる。
和歌に関するコラムも充実してて飽きさせず、
楽しみながら和歌の概観を知れるのもよい。
覚える項目もまとめられているので、あとは直前に叩き込むので
入試の和歌はばっちりちりでしょう!
理解しやすい順に講義調で説明されているので、
さっと読むだけなら一日で終わり和歌アレルギーがなくなる。
和歌に関するコラムも充実してて飽きさせず、
楽しみながら和歌の概観を知れるのもよい。
覚える項目もまとめられているので、あとは直前に叩き込むので
入試の和歌はばっちりちりでしょう!