絶対ナル孤独者 (1) ―咀嚼者 The Biter― (電撃文庫) の感想

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参照データ

タイトル絶対ナル孤独者 (1) ―咀嚼者 The Biter― (電撃文庫)
発売日2014-06-10
製作者川原礫
販売元KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
JANコード9784048665100
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » ライトノベル

購入者の感想

面白くないわけでは無いです。平均的なライトノベル程度のクオリティではあるとは思います。
ただ、SAO、AWに比べたら明らかに劣っていると言わざるを得ませんし、作者の実績があるからそこそこ売れてるとしか思えないです。
もし全く同じ内容の全く同じ作品を別の名前で発売していたとしたら、埋もれてしまって最終的に打ち切りになるのではないでしょうか。
これを執筆する時間があるならSAOとAWをちゃんと進めて欲しいというのが本音です。

最初の100ページくらいが冗長で話も進まず、辛いなぁと思いつつ読み進め、その後、動き出して少し面白いかなーと思ったけれど、そんなこともなく。
Web小説なら、まーこんなものでしょうね、で済むけれど。単行本としては、作者買いでなければ絶対買わなかっただろうな、と。

全体的に冗長で、無駄というか押し付けがましい説明が続くだけで内容がない。説明する内容が御都合主義的というか、書きたいから書いた、で終わってしまっている印象です。面白いならそれでもいいんですけれど、、、
くどい描写に「そうなんですか、あんまり興味ないです」と愚痴ながらなんとか最後のページまで捲りきった後に
『九割書き直した』という筆者のお言葉があり、残念な気持ちになりました。

よくある平凡なラノベといえば、そうだと思います。

物語の構造や主人公の設定が完全にアクセル・ワールドとかぶっています。
自己嫌悪が強くトラウマを持つ主人公、学園ヒエラルキー演出、トラウマを元にした特殊能力
葛藤の余地のない敵にも同情すべき凄惨な過去あり

可もなく不可もなくなブギーポップ以降一昔前に流行った学園異能物といった感じです。

過去の作品な所為か他のラノベ作品と差別化するための要素や読者の目を意識したキャラククター要素が
今までの作品よりも減ってるので作者の新作として期待しすぎないほうがいいと思います。
ソードアート・オンラインやアクセル・ワールドを超える、あるいは違った新鮮な新作を読めると思った方は肩透かしになると思います。

よく出来ていますが今のところ作者の商業以前の作品が発行された以上のものではありません。

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