広島第二県女二年西組―原爆で死んだ級友たち (ちくま文庫) の感想

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タイトル広島第二県女二年西組―原爆で死んだ級友たち (ちくま文庫)
発売日販売日未定
製作者関 千枝子
販売元筑摩書房
JANコード9784480022417
カテゴリ »  » ジャンル別 » 文学・評論

購入者の感想

ハードカバーも読みましたが、文庫のほうが補遺がありそちらをお勧めします。

生き残ったかたが、逝ってしまった人のために残せるもの、つまりそれを記録すること。
すごくつらかったと思います。関先生イコール強い方というイメージがどうしてもついてしまうのですが、
そんなことはない亡き同級生を大事にする普通のかたなんだと今は思っています。

二県女の碑探して数年前に行きました。思ったより奥まったところにあり、何だか寂しそうでした。
また行ってみたいです。県女の碑と同様に「ありがとう」をたくさん持って・・・

2011年8月6日(正確には8月7日午前1時ごろ)「被爆者の声」という毎年恒例の番組があるのですが、
最後の章に「希望」として関先生の投稿が読まれました。途中で眠くなって録画を翌日に見たのですが・・・
「次は関千枝子さん」えっ?!

本にはなかったと思うのですが、二県女の少女たちの戦後についての投稿でした。
同級生たちの死を乗り越えて強く明るく生きていく様子でした。

涙が出ました。録画を消せずにいます。

わたしにとって大野允子先生の県女、関千枝子先生のたった一冊の二県女どちらもはずせない本です。

両方読んでいただけたら嬉しいです。

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