日本ハム70年史 上巻―東映フライヤーズ全史 (B・B MOOK 1186) の感想

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参照データ

タイトル日本ハム70年史 上巻―東映フライヤーズ全史 (B・B MOOK 1186)
発売日2015-05-02
販売元ベースボールマガジン社
JANコード9784583622774
カテゴリ » ジャンル別 » スポーツ・アウトドア » スポーツ

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購入者の感想

昭和の夏休み、東映まんがまつりなる映画イベントは児童にとっての夢の空間でした。
仮面ライダー、マジンガーZの劇場用新作映画を見て育った私は小4あたりから
プロ野球にのめりこみ、やがて「東映フライヤーズ」なる球団が存在していたことを知ります。
「え~、東映って野球チーム、持ってたの?」
当時張本選手の巨人移籍、『欽ドン野球』で投手を務めていた尾崎行雄、そしてキカイダーや
ゴレンジャーのラスボス役で目にした八名信夫という俳優。全てが「東映フライヤーズ出身」と
いうことで、思い出したように話題にされていたことをよく記憶しております。
残念ながら、西鉄ライオンズのような栄光の時期がないせいでしょうか。あるいは関西という地理的
事情のせいなのか。東映球団について、父や伯父、身近の大人が語ってくれたことなどゼロ。
それこそ四十年近い年月を経て、ようやく本書を手にすることで「東映フライヤーズ」の全貌が明らかに
なりました。

後に公明党の国会議員を長らく勤めた白木義一郎や大下弘が君臨していた
セネタース時代を皮切りに、東映による球団経営、水原監督招聘による黄金時代、そして
これまた幻?に近い扱いを受けている最期のフライヤーズ=日拓ホームの一年。
本拠地だった駒沢球場の全貌をはじめ、これでもか!これでもか!という情報の洪水に
圧倒されてしまいます。のちに審判員で活躍された久保田投手、あるいは新美投手の
インタビューってありそうでなかった、貴重なものではありませんか!

ただ、惜しむらくは尾崎さん、土橋さんがお元気なうちに発刊してもらいたかったなぁと
思います。毒島、大下剛、大橋穣、白、現在でもお元気なOBは数多くおられる
だろうにインタビューがちょっと少なすぎるかな?、とも感じました。高橋直樹は下巻で
登場するんでしょうけど、まさかライオンズOBとか言いませんよね?(笑)

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