高分子化学入門―高分子の面白さはどこからくるか の感想
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参照データ
タイトル | 高分子化学入門―高分子の面白さはどこからくるか |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 蒲池 幹治 |
販売元 | エヌ・ティー・エス |
JANコード | 9784860431242 |
カテゴリ | ジャンル別 » 科学・テクノロジー » 物理学 » 物理・理論化学 |
購入者の感想
高分子の基本構造、分子量測定、熱力学的性質、物性、合成などを幅広く分かりやすく解説した本。「基礎高分子科学」(東京科学同人、高分子学会編)をはじめに手にとったが、初学者が全ページをじっくり読むには負荷が高いし非効率だと感じ、本屋にある高分子の入門書の中からこの本を選んだ。文章が分かりやすいのと、イラストを多用しているのが気に入った。入門書はいわゆる一般向けのものが多いが、この本は理系学部生がターゲットになっているのでレベルもちょうどよかった。巻末で主要な高分子な一覧になっているのも高分子を独学するものにとって有難い。
分子量測定で出てくる数式の導出などは省略されているので、院試対策にはさらに専門書を読む必要があるが、高分子の基礎をまず理解したい人にとっては有用な一冊だと思う。0
分子量測定で出てくる数式の導出などは省略されているので、院試対策にはさらに専門書を読む必要があるが、高分子の基礎をまず理解したい人にとっては有用な一冊だと思う。0