結束力の強化書 の感想

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本の冒頭、はじめにでは、こう書かれています。

「団結しよう」「一人じゃない」「心はひとつ」
「力を信じる」「諦めない」

東日本大震災のあと、こうした言葉を日本に住む私たちは何度となく耳にしました。

おそらく、誰もがその意味を真摯に受け止めたことでしょう。
「そうだ、いまこそ、日本は一つにまとまろう」と。

　
こうした危機に面したときだけでなく、日常でも結束力を高める方法が、
上司とメンバーとの間で悪戦苦闘を続けているリーダーとリーダー候補向けに書かれています。

「目標をつくり、やらない事をきめる」「メンバーの長所を知り、信頼関係を深める」

などなど、ドラッカーマネジメントの基本と原則に沿ったものとなっていますので、理解しやすく
安心して読み進めることが出来ます。

さらには、ご自身でコンサルティングされてきた具体的な事例が豊富に紹介されていますので、
実例で確かめながら、応用しやすくまとめられています。

おススメの一冊です！

結束力の強化書＝教科書で、一段階一段階ステップを追うように書かれています。
私は小さな会社を経営していますが、一段階ごとに会社の一人ひとりの顔を
思い浮かべながら読んでいました。
なんとなく取れていると思っていたコミュニケーションも、実際はどうなのか？
メンバーの長所を本当に把握しているのだろうか？
助けあえるフォーメーションができているのだろうか？
考えさせられてしまいました。
経済の不安を感じる今。
会社一丸となって頑張っていくために「結束力」を強化していきます。
この本に出会えてよかったです。