画像診断を考える 第2版: よりよい診断のために の感想
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参照データ
タイトル | 画像診断を考える 第2版: よりよい診断のために |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 西村 一雅 |
販売元 | 学研メディカル秀潤社 |
JANコード | 9784780908954 |
カテゴリ | ジャンル別 » 医学・薬学・看護学・歯科学 » 放射線医学・核医学 » 画像医学・超音波医学 |
購入者の感想
診断医として成功を修めている著者たちが、熱く思いや考えを語り、また、各人がお気に入りあるいは役に立つ参考書を列挙して紹介するというスタイルは、昔、大学受験の時に読んで自らのやる気をかき立ててくれたエール出版(?)の大学合格体験記、そのものなのだ。
身近に師匠といえる人がいないとか、日々report書くだけで疲弊し目標を失いつつあるような診断医には、目を見開かせてくれる格好の書。
星はいくつあっても足りない。
身近に師匠といえる人がいないとか、日々report書くだけで疲弊し目標を失いつつあるような診断医には、目を見開かせてくれる格好の書。
星はいくつあっても足りない。
放射線科医です。初版は何度も読み返して、初版の教科書リストを参考にしてたくさんの教科書を買いました。
改定が待ち望まれていた本ですが、今回11年ぶりに改訂されました。1章では「general radiologistへの道」と題して、著名な放射線科医7人への質問と回答からなります。第2章では「subspecialistへの道」と題して、中枢神経、頭頸部、胸部などの領域のexperにより領域ごとの勉強のこつやおすすめの教科書、サイトが紹介されます。第3章は注目本リスト、注目雑誌リスト、おすすめwebサイト(研究会の情報もあります)からなります。
何といっても一番の魅力は第3章です。S先生が最近出版された教科書を和書、洋書問わず大量に読んでいることがわかります。驚嘆するとともに刺激を受けます。よいものは、よい、とはっきり書いてくれているので教科書を買うときの参考になります(特に洋書)。webリストは初版と比べかなりパワーアップしており、僕が今までにアクセスしたことのないサイトも多数紹介されています。
読影に対する基本的な心構えや考え方を学ぶには1章を読むことになりますが、この点については初版の方が充実しています。本書の8pには初版の電子版へのアクセス方法が書いてあるので初版を持っていない人は、電子版を読んでみるとよいと思います。0
改定が待ち望まれていた本ですが、今回11年ぶりに改訂されました。1章では「general radiologistへの道」と題して、著名な放射線科医7人への質問と回答からなります。第2章では「subspecialistへの道」と題して、中枢神経、頭頸部、胸部などの領域のexperにより領域ごとの勉強のこつやおすすめの教科書、サイトが紹介されます。第3章は注目本リスト、注目雑誌リスト、おすすめwebサイト(研究会の情報もあります)からなります。
何といっても一番の魅力は第3章です。S先生が最近出版された教科書を和書、洋書問わず大量に読んでいることがわかります。驚嘆するとともに刺激を受けます。よいものは、よい、とはっきり書いてくれているので教科書を買うときの参考になります(特に洋書)。webリストは初版と比べかなりパワーアップしており、僕が今までにアクセスしたことのないサイトも多数紹介されています。
読影に対する基本的な心構えや考え方を学ぶには1章を読むことになりますが、この点については初版の方が充実しています。本書の8pには初版の電子版へのアクセス方法が書いてあるので初版を持っていない人は、電子版を読んでみるとよいと思います。0