ハーバードはなぜ仕事術を教えないのか の感想

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冒頭に1行で、

「人の名前を覚える」「病気の話をしない」「転職する」「批評家にならない」
「苦手なことに時間を使わない」「コンフォートゾーンから出る」
「本流から外れる」などのタイトルが書かれます。

本文で、それらをハーバード生はどう
体験するのか？どう学習するのか？
について書かれます。

最後にSummaryとして、私たちの実生活で
それらのルールをどう実践するかについての
指針が示されます。

このシンプルな構成が素晴らしく良いと思いました。

通勤電車の駅間でも、トイレの中でも、
毎日寝る前、起きた時にでも少しずつ読めます。
そして、文章もとても読みやすい。

肝心の中身ですが「人格」をつくるのための基本原則が
書かれているといった感じです。

よって、他の自己啓発本とかぶりまくっています。
自己啓発本好きな私としてはもう耳タコな部分も多いのですが、
それでも、それらは忘れてはならない人生の基本の「き」ですから
読んで損ということはないでしょう。

私たちは日常に忙殺されて大事な基本ルールを忘れます。
時々読み返して、自分がはっと気が付かされたら
ふんどしを締めなおす。そんな使い方をしたい一冊です。